「浦安の黒ちゃん」という長渕剛さんの歌があります。旅が多いから、この歌詞が好き。
「田んぼのあぜ道を白いヘルメットかぶり 自転車通学の学生が気になる。
名も知らぬ街で名も知らぬ風に吹かれ「あいつもきっと夢があるんだな」って。
急に黙りこくりタバコに火をつけて 浦安の黒ちゃんは目を閉じた。」
これは新幹線の窓から外を見て黒ちゃんがつぶやくことを歌詞にしているのですが、世界中の街角で、これと似たような思いになるんです。
自分が関与していない人生を歩む人たちの人生が通り過ぎていく。その人たちの家族、愛、夢、哀しみ、怒り。たくさんのものを抱えて、それぞれが主役の人生を歩んでいるんですよね。それって、すごいことです。
今日も、40階から見下ろした景色の中に、たくさんの人の人生が見えました。家々の屋根に、ビルの窓に、行き交う車に。
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