「紅葉が、宇宙や人生の話になってしまうとはね。」
うーん、いいコピーですねー。
「紅葉が、宇宙や人生の話になってしまうとはね。」
紅葉の写真に、この言葉ですから。
「そうだ、京都行こう。」って、なりますよね。
このJR東海のシリーズは、京都の魅力を何倍にも育てて、全国に伝えてくれたように思います。
僕ですら、京都駅でこのポスターを見て、コピーを読むと、ドキッとする。
あぁ、京都、と。
このシリーズは、もう20年以上になるのですね。
パリやロスにちょっと詳しいより
京都にうんと詳しいほうが
かっこいいかもしれないな。
1993年
紅葉なんて
どこにでもある、と
思ってました。
失礼しました。
1993年
新しいものばかり
追いかけている人は、
いつも不安だろうなあ。
1994年
なにしろ、日本でいちばん
四季にうるさい町の
紅葉ですから。
1994年
紅葉が見事、というだけでは
名所になれないんだそうです。
京都では。
1996年
「ムーン・ウォッチング」
という英語は、ないそうです。
2004年
清水さんも、ちょっと夜更かしする。
それが秋なんですね。
2005年
子どもはひと夏ごとに、
おとなはひと秋ごとに。
2010年
「暑い」「寒い」だけで
私の一年が終わるなんて、
ジョーダンではありません。
2013年
「今年の紅葉」を見に行く、と言いながら
「今年の自分」を見に行く私、
でもありました。
そして、2014年の秋は、
「紅葉が、宇宙や人生の話になってしまうとはね。」
うーん、いい。
上手に、コピーを作らはります。
今朝、新幹線に飛び乗ってまた京都に帰ってきました。
佛立研究所の会議が終わった午後、現薫師の会議が続いていたので、車を借りて少し走ってみました。
20年前、この場所が大好きで、自転車をこいで何度も訪れ、ボーッと水面を眺めた広沢池。
山の木々、確かに少し色づき始めていました。
そのまま嵯峨から清滝村まで行きました。
渓流。
保津川、清滝川、あゆ、あまご、かわよしのぼり、などが放流され、入漁券も発行されているのだと知りました。
近くにおられたお兄さんに聞いたら、放流の時期しか釣れないとのことでした。
しかし、京都の渓流、まだまだ奥が深そうでした。
ほんの数十分走っただけで、秘境のような京都もあります。
紅葉。
「紅葉が、宇宙や人生の話になってしまうとはね。」
京都の木々、今年も紅く染まり始めました。
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