今日の食事は、いったい何処に入ったのか、全く分かりませんでした。
ゆうこさんにご紹介いただき、赤坂で加瀬英明先生とお昼ご飯をご一緒させていただきました。
ラジオ出演が終わられたばかりのお忙しい中、本当にありがたかったです。
加瀬先生の著作を読ませていただいて、その識見の深さや幅広さに、ただただ敬服していました。
山本七平氏との共著である『イスラムの読み方』は、中東問題に疎い日本人必読の書と言えるでしょう。
もし、イスラム国などの恐ろしさを知って中東を理解したいと思ったら、読んでみていただきたい。
世界史の中の、欧米、中東、アジア、宗教、日本を、知ることが出来ます。
加瀬先生の著作を読みながら、愛国心や神道、日本人の精神性について考え、学ばせていただきました。
『徳の国富論』『これほど軍歌が歌われている国はない』などをはじめ、『ジョン・レノンはなぜ神道に惹かれたのか』という著作もあります。
オノ・ヨーコさんが先生の従兄妹にあたることからこの著書を書かれたとのことですが、その内容は仏教にも通じるもので、その点についても直接お伺いしようと思い、緊張しながら本日を迎えました。
本当に、お会いできて、よかった。
なぜ、神道を大切だと言っておられるのか、なぜ、欧州に神社を建立したのか、明治維新の国家神道、神仏分離についてどう思われるかー。
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教という一神教の限界、恐ろしさ。
あらゆる宗教がハイブリッドであること。
日本における神道という定義は明治初期に発した国家神道にないこと。
神仏分離は神道にとっても不幸であったこと。
一神教では、次の世界の扉は開かないという感覚。
そこには、この世界を覆う根本的な問題と、突きつけられている現実についての、深い考察がありました。
私は、ここにも、佛立仏教を再理解するためのヒントがあると思っています。
神道とは何か。
仏教とは何か。
御本尊さまに、なぜ天照大神がお書き入れになられているか。
アニミズムの中にある、万法具足の曼荼羅の世界観。
感じる宗教の大切さ。
お恥ずかしいことですが、拙著『仏教徒 坂本龍馬』をお渡しさせていただきました(汗)。
先生の博識や文筆力、ジャーナリストとしての鋭い洞察力を思うと、本当に恥ずかしい。
しかし、お渡しできただけでも光栄です。
京都佛立ミュージアムの図録もお渡ししたり、ヒロシマ・アピールズ・ポスターズ展についてお話をさせていただいたり、政治や歴史や宗教を話題としながら、極めて有意義な時間を過ごさせていただきました。
勉強になりましたー。
お昼ご飯は、何処に入ったか分からないけれど(笑)。
恐れ多くも、加瀬先生に平和展についてのご協力をお願いしました。アドバイスやアイデアをいただきましたので、明日の会議でご報告いたします。
WAR IS OVER, if you want it.
ご著作も頂戴し、本当にありがたかったです。
今日のランチには、カデロ大使も駆けつけてくださいました。リッカルド参事官もー。
大使がいてくれたからこそ、とっても和やかで、ステキな時間になりました。
本当に、お徳が高い、お優しいお方ですー。
お忙しい中、貴重なお時間をいただきました。
もっともっと、佛立教務としての自分を磨いてゆきたいと思います。
精進いたしますー。
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