2015年4月22日水曜日

大原哲夫編集室にお伺いしました。

階段を上るように、ひとつ、ひとつ、積み重ねてゆけたら、いいですよね。

もちろん、人間だから、盛り上がっている時もあれば、沈んでしまう時もあります。

落ち込んだり、調子に乗ったり、イライラしたり、自信を失ってしまうことも、あるんですよね。

でも、そこで投げ出したり、あきらめたら、もったいないから、泣きべそかいても、スピードは遅くなっても、歩く。

藤村さんの手術、ジェッドのお母さんの手術と退院。

藤村さんの手術は無事に成功し、ジェッドのお母さんも退院できて元気そうだと聞き、本当にありがたいです。

毎朝、ご祈願させていただく方は増えるばかりですが、大切な方、関係のある方が増えているのだから当たり前。

これからも共に歩んでゆくのですね。

今日、お着物を着て、大原哲夫先生にお会いするために、編集室にお邪魔しました。

終戦70年ー。

『トランクの中の日本』を中心に、戦争と平和、そして仏教を考える特別展を、京都佛立ミュージアムで開催させていただきます。

20年前、大原先生は編集者としてジョー・オダネル氏と共に『トランクの中の日本』を世に送り出されました。

今日、お会いできて、本当によかった。

先生は小学館在籍当時から『モーツァルト全集』全15巻+1巻、CD190枚、『バッハ全集』全15巻、CD154枚などを出版されてこられた知る人ぞ知る出版界の巨人。

本当に、ありがたいご縁をいただきました。

何もかも、御法さまのお力添えをいただいております。

焼き場に立つ少年をはじめ、写真が物語る現実を通して、70年前の戦争を、一人でも多くの方の心にお伝えすることが出来ます。

次回の企画展には、小学館さまにもご協力いただけることとなりました。重ねて有難く思います。

先日、米国のジョー・オダネル氏のご遺族が、京都佛立ミュージアムでの展示を了解くださったとの知らせを聞き、嬉しくて嬉しくて、御講に出掛ける前に、あまりにも嬉しそうにしていたらしく、アレックスが何で嬉しそうにしているのか聞いてきました。

『トランクの中の日本』を見せながら、

「この少年を見て。この背中の子どもを見て。戦争がどれだけ怖いか分かるでしょう?この大切なお写真を使わせていただけることになったの。戦争と平和を伝えるご奉公に、使わせていただけるようになったの」

そう伝えました。

すると、

「それでダディはたくさんお金が儲かるの?」

と聞いてきました(笑)。

おもしろーい!

そっかー、そんな会話が学校でされているのかなー。そうそう、今はフェラーリが好きだとか、シボレーがいいとか言っていたし、そういう時期なのかなー。子どもの頃、車への興味は誰にもであるし、俺もそうだったし。

そうして答えました。

「お金が儲かるからしてるんじゃないんだなー。お金のためにやってるんじゃないの。ただ一つだけ、この世界をもっといい世界に出来るかもしれないから、いろいろな方にお願いしているんだよー。」

「へー(あきれたアレックス)」

ちょっと呆れた感じもいいね(笑)。

でも、きっといつか分かります。

本当に幸せです。こんな生き方が出来て。

大原先生のオフィスを出て、相模原に向かいました。

16時から布教区の参与会。

この夏に開催する「終戦70年特別企画 テラコヤステイ」をメインに話し合いました。

同時進行で、「ヒロシマ・アピールズ・ポスターズ展」の、世界展開にも協力させていただきたいと思い、知り得るかぎり、各方面にお願いしています。

今年という年、とにかく、出来る限りのご奉公を、させていただきたいと思っています。

狂気的な情熱を傾けてー。

熱くて、うっとうしいでしょ(笑)。

ごめんなさい(汗)。

コツコツ、でも休まずに、あきらめずに、萎えず、冷めず、ガンバリマス。

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今年もいよいよ大詰めですー

いよいよ「今年最後」のご奉公が続き、「よいお年を」というご挨拶をさせていただくようになりました。 今年最後の教区御講を終えた日曜日の夕方、横浜ランドマークタワーのスタジオで白井貴子さんをゲストにお迎えしてラジオの収録を行いました。ずっと聴いていたいほど大切なお話が盛りだくさん。 ...