階段を上るように、ひとつ、ひとつ、積み重ねてゆけたら、いいですよね。
もちろん、人間だから、盛り上がっている時もあれば、沈んでしまう時もあります。
落ち込んだり、調子に乗ったり、イライラしたり、自信を失ってしまうことも、あるんですよね。
でも、そこで投げ出したり、あきらめたら、もったいないから、泣きべそかいても、スピードは遅くなっても、歩く。
藤村さんの手術、ジェッドのお母さんの手術と退院。
藤村さんの手術は無事に成功し、ジェッドのお母さんも退院できて元気そうだと聞き、本当にありがたいです。
毎朝、ご祈願させていただく方は増えるばかりですが、大切な方、関係のある方が増えているのだから当たり前。
これからも共に歩んでゆくのですね。
今日、お着物を着て、大原哲夫先生にお会いするために、編集室にお邪魔しました。
終戦70年ー。
『トランクの中の日本』を中心に、戦争と平和、そして仏教を考える特別展を、京都佛立ミュージアムで開催させていただきます。
20年前、大原先生は編集者としてジョー・オダネル氏と共に『トランクの中の日本』を世に送り出されました。
今日、お会いできて、本当によかった。
先生は小学館在籍当時から『モーツァルト全集』全15巻+1巻、CD190枚、『バッハ全集』全15巻、CD154枚などを出版されてこられた知る人ぞ知る出版界の巨人。
本当に、ありがたいご縁をいただきました。
何もかも、御法さまのお力添えをいただいております。
焼き場に立つ少年をはじめ、写真が物語る現実を通して、70年前の戦争を、一人でも多くの方の心にお伝えすることが出来ます。
次回の企画展には、小学館さまにもご協力いただけることとなりました。重ねて有難く思います。
先日、米国のジョー・オダネル氏のご遺族が、京都佛立ミュージアムでの展示を了解くださったとの知らせを聞き、嬉しくて嬉しくて、御講に出掛ける前に、あまりにも嬉しそうにしていたらしく、アレックスが何で嬉しそうにしているのか聞いてきました。
『トランクの中の日本』を見せながら、
「この少年を見て。この背中の子どもを見て。戦争がどれだけ怖いか分かるでしょう?この大切なお写真を使わせていただけることになったの。戦争と平和を伝えるご奉公に、使わせていただけるようになったの」
そう伝えました。
すると、
「それでダディはたくさんお金が儲かるの?」
と聞いてきました(笑)。
おもしろーい!
そっかー、そんな会話が学校でされているのかなー。そうそう、今はフェラーリが好きだとか、シボレーがいいとか言っていたし、そういう時期なのかなー。子どもの頃、車への興味は誰にもであるし、俺もそうだったし。
そうして答えました。
「お金が儲かるからしてるんじゃないんだなー。お金のためにやってるんじゃないの。ただ一つだけ、この世界をもっといい世界に出来るかもしれないから、いろいろな方にお願いしているんだよー。」
「へー(あきれたアレックス)」
ちょっと呆れた感じもいいね(笑)。
でも、きっといつか分かります。
本当に幸せです。こんな生き方が出来て。
大原先生のオフィスを出て、相模原に向かいました。
16時から布教区の参与会。
この夏に開催する「終戦70年特別企画 テラコヤステイ」をメインに話し合いました。
同時進行で、「ヒロシマ・アピールズ・ポスターズ展」の、世界展開にも協力させていただきたいと思い、知り得るかぎり、各方面にお願いしています。
今年という年、とにかく、出来る限りのご奉公を、させていただきたいと思っています。
狂気的な情熱を傾けてー。
熱くて、うっとうしいでしょ(笑)。
ごめんなさい(汗)。
コツコツ、でも休まずに、あきらめずに、萎えず、冷めず、ガンバリマス。
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