スリランカから帰国後、そのまま長野に移動して、カツ子さんのお通夜を無事に勤めさせていただきました。
94年間の生涯、野尻湖でお生まれになり、まだ雪深い早春に輿入れをしたことなど、ご一生を振り返ります。
ご自身の結婚を「お父さんがスキーで迎えに来てくれた」と笑っていい、ご主人も「カツ子の明るい笑顔が気に入った」といつまでも言い合える間柄と聞いていました。
素晴らしいですね。
ご奉公でも陰ひなたなくコツコツと功徳を積まれた方で、初代日謙上人から逆修法号の道号を「妙宝」といただかれている意味が分かります。
ご家族の思いは会場に飾られた写真パネルに込められていました。
ありがとうございます。
早朝に帰国して動くことはありますが、今回ばかりは頭がボーッとしました。
トランジットの時間がなく、バンコクの広大な空港を走らされたからだと思います。
いま筋肉痛があるくらい全力で走らされました(職員の方も大変だと思いますが)。
スリランカ航空から降機する出口にスタッフの方々が待ち構えておられ、腕を掴まれて反対側のターミナルまで走りました。
何とかギリギリで乗れましたが、当然荷物は間に合いません。
1日遅れで荷物は帰国、帰宅いたしました。
しかし、これに乗れなかったら長野でのお見送りのご奉公がさせていただけなかったのですから、やっぱりよかった(涙)。
ありがとうございます。
第4予備電池を起動させて元気バリバリでご奉公、歎徳の言上、お看経、ご挨拶させていただくことが出来ました。
ボロボロの私を高木さんに送っていただき、長野駅のホームに降りると見慣れない車輌が入っていました。
東海道新幹線の「ドクターイエロー」と同じくJR東日本の電気・軌道総合試験車(検測車)「East i」でした(そんなに詳しくないのですが)。
「撮り鉄」の方のように写真とビデオを撮ってみました(一部は清信師が撮影。黄色い線の外側には出ていません笑)。
最初は何だか分からなかったので、ついに闇の権力者が来日したのかと思いました(笑)。
そのまま緊急重要なご奉公があり、急きょ京都へ帰りました。
久しぶりに長男に会えて、うれしかったです。
いま、新幹線で横浜に戻っております。