2020年11月2日月曜日

ムイト、ムイト、オブリガート!









































ようやく息をしている感じです。


重要な、大きなご奉公が続き、準備、緊張、責任、心身ともに負荷がかかりました。


昨夜、無事にブラジル大宣寺高祖会  ブラジル仏教初祖茨木日水上人御五十回忌法要が奉修されました。


本当に、何とか無事に、ブラジルと日本、世界が結ばれた一座が奉修できたことにホッと一息、心から安堵しております。


法要中、本山のご宝前に向かいお看経をさせていただきながら、「どうか切れませんように。どうか切れませんように。」と必死でした。


リハーサルを繰り返しましたが、地球上で最も遠い場所を結んでのオンライン法要です。100%ということはありません。


画質、音質、YouTubeでも少し映像がカクカクしていたこと、猊下の御法門中に一瞬ブラックアウトしたことなども聞きましたが、何とか最後まで奉修、配信できました。


一つ一つの内容は、まさにブラジル教区のみんなが準備に準備を重ねてきたものです。本当に、一丸となってご奉公しておられました。


僕は、やはり最初の日水上人の歌で涙が溢れました。本当に、とんでもなく素晴らしい曲です。ありがたいです。


ブラジル教区が報恩ご奉公の一環としてこうした歌を生み出したことだけでも表彰したいくらい。生きた仏教を証明してる。


6年前、京都佛立ミュージアムで「ブラジルと仏教展」のご奉公をさせていただいて、よかったと思います。亀村くんと一緒に行ったブラジル。あの時も、寝る時間を削っての強行軍、苦しい取材ご奉公でしたが、最高の準備でした。


あの時に撮影した映像。あの時に制作した日水上人の歌の動画。


ブラジルの教務部の必死のお看経、伯是師も教正師も教竜師も映っている。日水上人の歌の、簡単なことなんて何一つなかった、苦しみや悲しみを乗り越えてご奉公してきたんだ、という事実が、ブラジルのみんなも味わい、同じように乗り越えて、乗り越えて、ご奉公してきたことを思い、涙が溢れました。


何とか無事に奉修できたことは、御法さまのお見守りはもとより、携わってくださった全ての方々の素晴らしいご奉公の賜物と感激しています。本当に、一つの大きな山を越えることができました。歴史的な一座でした。


アクセス数は3975。ありがとうございます。


ご奉公を進める中で、資料の不備、お伺いやご報告の不備など、至らない点がたくさんあったことと思います。関係各位のみなさまに心からお詫び申し上げます。


本当に、ここからまた出発ですね。一天四海回忌妙法。


本山のご宝前で、後ろの高座には十五世日晨上人、横には十八世日地上人、日博上人が御法門台の前に立ち、日水上人をご紹介している写真があります。


本当に、歴史的な写真。恐れ多いですが、虚空会上とか、相承の儀とか、そういう宇宙の中の画期的な、運命的な瞬間のように感じる一枚です。


僕たちは無常で、本当にはかなくて、バトンを受け取ったら次へ、バトンを受け取ったら次へということなのですね。


本物から本物へ。この尊い教えを、尊いご奉公を。


つくづく、そう思います。


玉石混交、本物と偽物が混ざっているような末法の世の中ですが、それこそ消えて無くなる偽物ではなく、永遠に生きる本物を目指して、みんなで切磋琢磨、励まし合い、ご奉公に精進させていただきたいものです。


本当に、ありがとうございました。ムイト、ムイト、オブリガード。


ありがとうございます。

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