29日は、駆け足で飛び回った感がある。
前夜、寺報の巻頭言を書き終えて、翌日はお昼過ぎに平塚に向かった。妙深寺のある三ツ沢は、横浜でも交通の便がいい。鉄道でもJRの横浜駅と新幹線の新横浜駅の中央にあり、車でも首都高速、横浜新道、第三京浜の集合点、入り口にすぐの場所。資料をプリントしていて時間がなくなり、高速道路を使って平塚へ出発。横浜新道から保土ヶ谷バイパス、東名高速を使って平塚まで40分程度で行ってしまった。
きれいな本堂にお参詣させていただき、ありがたかった。平塚の上行寺はお参詣させていただくたびに勉強になる。それは、上行寺の婦人会の方々のご奉公の姿勢が、本当にすばらしいからだ。ご信心は「給仕第一」ともいわれ、お給仕を実践させていただかなければいけない。上行寺では、私が子どもの頃から、お導師やご住職に対するお給仕が一段と徹底されていて、幼いながら感じるものがあった。
上行寺では、14時から神奈川布教区の住職会。神奈川県下の本門佛立宗寺院の住職が集って、来年度のご奉公のことなど、さまざまなご奉公についてお話をする。ただ、今回の住職会は、16時35分の羽田発のフライトで福岡に向かわなければならないので、失礼ながら中座させていただいた。
平塚から国道一号線を今度は北へ。羽田に着いたのは15時50分くらい。ひろし君と合流して、そのまま搭乗。福岡に到着したのは18時20分くらい。そのままタクシーで光薫寺にお参詣させていただいた。すでに、会議のために北九州や熊本からご奉公の青年たちが集まってくださっていた。全国から、私たち弘通研究班のメンバーも集まってこられていた。
光薫寺の本堂も、またすばらしい。広い本堂は、きわめて荘厳。現在、ご本尊がご修復にお出ましになられており、驚くべきことに妙深寺の日博上人ご染筆のご本尊がご安置されておられる。不思議な気持ちと、あぁ、ありがたい、つくづく思いながら、ご挨拶させていただいた。
会議は、第3回 青少年の一座について、その骨子を決める内容だった。九州らしい、非常に強いご信心と斬新な発想があいまって、期待が膨らむ。真剣にご奉公に取り組んでおられる青年会の方々に、まだ第2回の時と同じように感動した。本当に、ありがたい。来年が楽しみである。