2008年10月27日月曜日

衣美ちゃんからのメール

 スリランカについて、時間をかけて書き足していきたいのだが、最年少の16才で参加した衣美ちゃんからメールが来たので紹介させていただきたい。

 衣美ちゃんは、鵜飼師の姪御さんということだったのだが、スリランカの空港でお会いした時には年齢が分からなかった。聞いてみると16才の高校生ということで、ご両親はどれほど心配しておられるだろうと心を痛めていたのだが、帰国後に彼女からメールをいただいて頭が下がった。ほんと、ご両親のご信心は半端ではない。ご家族そのものが、強いご信心で結ばれている。ありがたい。

 写真を見ていただいても分かるとおり、大変な美少女なのだがサリーを着ると大人の女性のようで驚いた。今日、清啓寺に修学塾のためにお参詣させていただくと、偶然に衣美ちゃんに会うことが出来た。高校の制服を着ていて、やはり高校生なのだとあらためて気づいたような次第。いただいたメールをブログに載せても良いですか?と聞くと、元気に快諾してくれた。

 やはり、スリランカへの渡航が、彼女の人生の中でも貴重な体験になったようで、これからのご奉公に期待できる。嬉しいなぁ。こんな若い世代の人たちが、ご信心の有難いことを実感し、力強い誓いを立て、未来を志向している。嬉しい(涙)。

 ただ、やはり今回のスリランカは危険な情報がたくさんあったことも事実。組織としては、いろいろと考えなければならないこともあり、個人個人の判断に委ねることになった。それはそれで仕方ないのだ。大事なことは、ご家族の御法さまやご弘通に対する思いであり、家族同士の会話である。見習いたいものだ。こんなに真摯な、素敵なご家族がいる。それを、素直に受け止める衣美ちゃんも、とても偉い。口数は決して多い方ではなく、話し始めると「タメ語」で幼さを感じるのだが、このメール、本当に立派。清啓寺で出会った衣美ちゃん笑顔は、キラキラ輝いていた。

 下記、衣美ちゃんのメールを載せさせていただく。

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 ありがとうございます。

 今回、スリランカ開教10周年記念団参にお参詣させて頂いた静岡、清水・清啓寺のえみです。

 私がスリランカの御信者さんとお話して一番感じた事は、皆さんの素直・正直な心と信心です。そして一番心に残っている事は瓜生さんも言われてましたが、今回の団参の御参詣者がスリランカの治安が悪かったために約半分になってしまったことにたいしてアベイさんの息子さんが言っていた言葉でした。私はその言葉を聞いて今までの自分のご信心に対する思いを反省しました。

 私も実はスリランカの状況を知り、一度団参をキャンセルしました。清晋師より「一度御宝前にお約束したのだから遊びじゃないんだ。ご奉公だよ。行かせて頂きなさい」と御折伏を頂き、祖母からは「行かないの?もったいないわ御奉公なのに。大丈夫よ!お看経しっかりあげれば。」両親からは「死ぬときは日本にいたって死ぬんだから。腹を決めなさい。」なんて親かと思いました・・・「もう死んだってしらないから」と半ばやけくそ状態でのギリギリの再申し込みと出発でした。しかし、違ったんです。

 この最高のお題目をお唱えしご信心させて頂いててお守り頂けないはずがないじゃないか。迷っていた自分がすごく恥ずかしくて情けなくて・・・なにもかもがご利益です。

 団参でご一緒させて頂いた御導師様、御講師様、ご信者さん、青年会の方々とお話したすべてが新鮮で本当にありがたかったです。

 同じお部屋だった瓜生さんはお母さんのように世話してくれて、青年会のお姉さん達には本当のお姉さん(これでも私は長女なので、お姉ちゃんがいたらこんな感じかなと)のように優しくしてくれてとてもうれしかったです。 また一緒にご奉公させて頂きたいです。

 今回の団参で見たこと聞いたこと感じたことすべてをスリランカの方達と同じ気持ちでこれからのご奉公にいかしてゆきたいです。

 ありがとうございました。

 話が変わりますが、さっきチャンダ・ナンダさんから電話がありました。約1分間くらいお話できました。「もしもし、チャンダ・ナンダです。ありがとうございます。」その後は会話が成立したかわかりませんが・・・・・こうして国境を越えご信心でつながっています。本当にありがたいです。

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 もー、うれしー。すっごく、うれしい。16才です、16才。16才の子が、こんな風に、ご信者さんとしても、国際貢献しようとする一人の人間としても、書けますかぁ?すごいじゃないですか。すごいです。もう、スーパー高校生です。おじさん、嬉しくて、仕方ないです。ありがたーい。

 頑張ってね、衣美ちゃん!

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