スリランカ本門佛立宗 開教10周年記念団参が無事に終了し、本日団参者一同、そして数時間遅れて福岡御導師、私、清顕が帰国・帰山した。
記念大法要の夜、深夜までディリーパ君、カスン君たちがホテルを訪れ、第3回 青少年の一座のインタビューが行われていた。遅くまでご奉公してくれた北崎くんや、準備ご奉公から徹夜を続けてきたスリランカ青年会のみんなに頭の下がる思いだった。
翌日は8時にホテルを出発。世界遺産にも登録されてるスリランカの古代都市、キャンディを目指した。スリランカの最後の王朝が首都としていた街で、仏教の聖地としても尊崇を集めている。
このキャンディに向かう「キャンディ・ロード」の途中に、ケーグルという街があり、そこにヘラスさんというご家族がいる。ヘラスさんは英語教師で、この地のご信者さんは教育者が多い。私も何度か御講を奉修させていただき、津波支援活動の年にはヘラスさんと長男のニプナ君が妙深寺にもお参詣してくれた。そのヘラスさんのお宅で団参者と共に御講を奉修させていただいた。
また、詳しく書いてしまうと長くなるので、別の日にアップしようと思う。無事にケーグルでの御講を奉修させていただき、次の日はアヌラダープラのアバヤギリ大塔の前で現地の方100名の参集を得て、記念の法要を勤めさせていただいた。
全てのプログラムが、無事に終了し、想いが胸にせまった。涙が出た。大きな節目となった。いろいろな意味で、節目となったご奉公だったと思う。自分自身にとって、そうしなければならないという気持ちだ。日本で、毎日御祈願してくださっていた方々に、心から御礼を申し上げたい。本当に、こうして無事にご奉公が終了し、スリランカの方々も喜び、団参者が何事もなく、随喜して帰国できたことは、御祈願してくださった方々のおかげ、御法さまの御守護のおかげに違いない。
スリランカのシャンタ・ペレラさんが見送りにきて、抱擁しながら別れたのだが、彼も泣いていた。彼のような男が涙を見せるのは珍しい。真面目で、木訥なリーダーだが、本当に感極まっておられた。「日本から、誰も来てくれないのではないかと、みんなで話していたんです。その時は、福岡御導師と、長松師と、清顕師だけで、良いじゃないか、と言って、いたんです(涙)。御法さまがついていてくださる、大丈夫だ、大丈夫にきまっているじゃないかと話していたんです」と。
有難い。とにかく、無事に帰国いたしました。みなさまのおかげです。ありがとうございます。
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