実は、日本からの参詣団の女性の中で、この記念大法要にスリランカ女性の正装であるサリーを身につけてお参詣しようという話があり、それぞれサリーを求めて着付けをするという。イタリアでは日本の着物をつけてお参詣してくださった方があったが、この暑いスリランカでは相手の国の民族衣装を日本女性が身につけて交流しようというのである。素晴らしいことだ。有難い。
このサリー。年齢を問わずに女性を引き立たせてくれる。色とりどり、華やかで艶やかな生地がたくさんあって、自分の好みの色を選べるようだ。日本の着物ではないが着方が難しい。わざわざ着付けの人を部屋に呼んでリハーサルと勉強会をしていた。私たちは部屋で待っていて、着付け終わったという連絡を受けてロビーへと下りていった。
すごい。きれい。特にシルエットが美しい。これを身につけて大法要に参列したら、どれほど喜ばれるだろう。異なる文化を受け入れ、その文化を敬う。その姿勢に、スリランカの多くの方々が感激してくれると思う。草の根の国際貢献、国際交流だが、ご信心で結びついた人たちは、簡単に言葉の壁を超えて心が通じ合う。その、一つのツールに、サリーが役だってくれたらいい。
この着付けに関しては笑い話もたくさんある。妙深寺の名物教区長・勝子さんは、着付けをするということでフロントに電話をかけた。電話を掛けてから、「あら、日本語じゃぁないの~」と言って「ほら、ちょっと頼んで!」と電話を渡し、何とか意志を伝えさせたという。その根性がすごい。英語が全く喋れないのに、ど根性で突き進む。すごい、さすが!高島さんもフロントでサリーを着ている人を探して、教えてもらおうとしていたらしい。すごいなぁ、女性は。そういう積極的な姿勢、行動力が見事。ありがたい。
今日は7名の女性がサリーを身につけて大法要に参列するという。きっと、息を呑むほどの光景だろうなぁ。BMICHの前から、民族衣装に身を包んだ子どもたちのダンスもあるというし、記念の大会にふさわしい華やかさを添えると思う。
スリランカ女性の正装、サリー。あまりにも綺麗だから、記念撮影。どうだろう?綺麗でしょう?
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