妙深寺本堂の外壁工事が、ほぼ完成した。漆黒というか、創建当時の色であるダークブラウンへ。先住日爽上人が日晨上人 に何度もお伺いを立てながら建設された本堂。この改装なった本堂を遠くから見て、一人悦に入っている。
先日は本堂の階段裏に昇降機も取り付けられた。まず最初に乗ってみた。ウィ~ン、ウィ~ン。ゆっくりと、本堂の地階から玄関ホール一階、さらに本堂のある二階へ。エレベーターは付けられなかったが、これで車イスの方をご案内したいと思う。
境内地を囲む外壁も塗装が完了。しっくい塗りで、これも綺麗なブラウンに合わせた。すてきだ。前に広がる築山も施設部の方々が汗だくで剪定してくださった。これも、綺麗。さるすべり、しだれ梅、松など、見事に手入れをしてくださった。ありがたい。7月18日、19日の開導会を目指して、寺内の清掃や整備が進んでいる。
今月から隣接する山林を横浜市からお借りすることができた。奥山次長の功績大。もう本当にありがたい。これは妙深寺にとって画期的なことだ。今後、もっと妙深寺の森で子どもたちが遊べるようになるだろう。それだけではなく、何より駐車スペースが約20台分くらい出来る。局長と一緒に喜んでいる。
第二本堂の前の外壁も綺麗に塗り直された。さらに、開導会を目指してロビーの整理や壁紙のリニューアルを行いたいと考えている。ちょっと長年の荷物が置いてあり、カラオケの機械もあったりして雑然としていた。整理をしないと。
そして、もう一度。平成21年7月18日(土)、19日(日)には、妙深寺に於いて佛立開導日扇聖人の祥月ご命日に併せて「開導会」を奉修させていただく。妙深寺の全てのご信者、妙深寺にお参詣された縁のある方々にお参詣いただき、盛大に奉修させていただきたいと考えている。万難を排して、とにかくお参詣されたし。お参詣しないということは大恩ある開導聖人に対して極めて不義理。そうならないよう、遠くだろうと、予定があろうと、何とか家族を連れ、友人を連れ、お参詣いただきたい。
昨年は、ブラジル本門佛立宗開教100周年、ブラジル日系移民100周年を記念してコレイア御導師に御唱導をいただいた。海外の御導師にお会式で御導師していただいたことは、史上初といわれた。今年は、そのブラジル100周年記念団参にご一緒させていただき、そのご弘通への情熱と強いご信心に感銘を受けた大阪・良風寺ご高職、藤本日修御導師に御唱導の栄を賜ることとなった。ありがたい。お忙しい中、無理に、無理をお願いした。本当に、今回は勉強させていただきたい。
本年の開導会は、7月16日の御正当日に近いことから「立正安国論上奏750年御正当日・報恩記念大会」とし、テーマを「知る、見る、体験する。現証の御利益!」とさせていただいた。良風寺は妙深寺よりもご信者数は少ないが、宗門の報告を見させていただくと(局長が調べてくださった)妙深寺の倍ものお教化、お助行をされている。計算すると、一人当たり妙深寺の4倍のご奉公をされているということになる。これは、すごい。ブラジルでお聞きしたお話などでも、とにかく佛立信心の真骨頂、「御題目口唱」と、そこからいただく「現証の御利益」をお寺の柱としてご奉公されている。私たちが今回学ばせていただきたいのはここだ、と感得して、無理をお願いした。
お祖師さまの立正安国論のご上奏も、その御折伏によって現証が顕れ、その現証を以て本化上行菩薩としての御自覚にいたられた。口唱、折伏、経力、現証の筋。この筋を、初心であろうと、長く信心していようと、大切に、しっかりと守り、実践してゆかなければならない。そのことを、今一度、開導会で教えていただきたい。
いま苦しい、悩んでいる、お願いがある、何とかしていただきたい、自分では何ともならない、という方々がたくさんいる。この、私たち凡夫のお願いを御本尊さまに向けていただきたい。苦しみ、悩んでいる人に、現証の御利益をいただいてほしい。そのために、御題目を、深く、強く、お唱えしていただきたい。
今日は、開導会の人事打ち合わせ会議。みなさんが10時からガラスの間に集まり、開導会のご奉公体制について話し合いをさせていただいている。御導師の御到着時間や団参の方々の動静、妙深寺の各教区からご奉公していただける方々をリストアップしていく。本当に、ご信者方の手による、ご信者方のためのご奉公が開導会なのである。
今日は、開導会の人事打ち合わせ会議。みなさんが10時からガラスの間に集まり、開導会のご奉公体制について話し合いをさせていただいている。御導師の御到着時間や団参の方々の動静、妙深寺の各教区からご奉公していただける方々をリストアップしていく。本当に、ご信者方の手による、ご信者方のためのご奉公が開導会なのである。
いいご奉公になりますように。とにかく、是非ともお参詣を。妙深寺は、さらに工夫をこらして報恩ご奉公を進めようとしている。
0 件のコメント:
コメントを投稿