2009年6月1日月曜日

首尾一貫 『妙深寺報』 6月号

 弾丸トラベラー。横浜から世田谷、世田谷から長野へ。今夜は長野に宿泊させていただき、明日は長野でのご奉公となる。
 今夕、6月号の『妙深寺報』が完成した。毎月毎月言っていて申し訳ないが、今月号こそ最高傑作。本当に有難い。ありがたーい。ぜひ、楽しみにして、明日でも、明後日でも、お寺に行って寺報を手にして欲しい。最初から最後まで、丁寧に読んでいただきたい。最近、妙深寺以外の方から寺報に関してお話を聞くことが多い。巻頭言から「菩薩の声」まで、細かく読んでくださっているとのこと。虫眼鏡を使って、写真の細かな部分まで見てくれていると聞いて、感激した。どうやら、妙深寺に所属する人の方が丁寧に読んでいないように思う。「毎月あるから」と思っていては、贅沢病。もったいない。遠くに済んでおられる方、情報の少ない方、穴が空くほど寺報を読んでます、ブログを見ています、という方の声を聞いて、私たちは恵まれすぎているのではないかと、局長室の方々と大いに反省させられると話していた。
 その今月の寺報。何に私がこんなに感激しているかというと、その表紙から裏表紙に至るまで、すべての内容が「一つ」であるということ。妙深寺の意志が、ご奉公が、一つに貫かれていること。例の如く、細かく打ち合わせをしている時間はなかった。それぞれが作業して、御講席でのご信者方の声を起こして、原稿を書いて、完成した。バラバラの作業になっていた。それなのに、今月号を読んでいて、本当に「首尾一貫」していることに感激したのだ。
 この6月で、先住がご遷化されてから10年になる。丸10年。本当に、駆け足で、無我夢中で、必死で、全身全霊でご奉公させていただいてきた。もちろん、失敗もあった。反省も、残念ながら後悔もある。しかし、必死だった。その10年のご奉公で、こうして首尾一貫して『妙深寺報』が出来上がるということ、それだけではなく、つまりはお寺の中が一つになっていることが嬉しいのだ。感激しているのだ。
 「菩薩の声」は、御講席でのご信者皆さま方から出ている声なのである。打ち合わせのしようがない。その声の、一つ一つも、一貫している。読んでいただきたい。先住に、見ていただきたい。先住、お寺が一つになっております、ご奉公させていただいて、ようやくこのようになりました、これからも頑張ります、とご報告申し上げたい。
 ご信心は、本当に有難い。言葉に出来ないほど、この信仰をいただいているということは、強いこと、頼もしいこと、意義のあること。血の巡りから顔色、肌の艶までが変わってくる。ご奉公を細やかにされている方は年齢がいくつになっても若い。アンチ・エイジングなど、ご信心をすればいい。美肌?ご信心をすればいい。自律神経の不調に悩んでいるなら、ご信心を深くさせていただけばいい。そう言える。それが「信心」ということ。ありがたい。
 裏表紙は、スリランカの支援を呼びかけた。すでに、たくさんの方から義援金をお送りいただき、本当に感謝、感謝の気持ち。間違いなく、確かにスリランカの苦しむ人のために、責任をもってお届けしたい。
 本当に、ありがたい。明日は、長野でのご奉公。精一杯、御法さまの御本意に叶うように頑張ろう。ご弘通させていただこう。こうして、教講が一体となれば、恐ろしい末法の世界とて怖いものはない。戦える、支えられる、救える、と思える。ありがたい。みんな、一緒だ。

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