2010年7月31日土曜日

7月の締めくくり

 今日は7月の最終日。

 本当に、いろいろなことがあった、いろいろな現象を体験し、現証の御利益を感得した1ヶ月でした。

 7月の1日は、昔から「障礙憑き」と呼ばれてご奉公されてきた壮絶なお助行で幕が開けました。厳しくも現証あらたかな今月のご奉公の前途を予感しつつ、教務会も途中で切り上げて、それぞれのご奉公、お助行に走り出しました。

 その7月が今日で終わります。明日から、8月。

 障礙憑きと考えられるお助行も、壮絶な夜通しのお助行によって2日には加行者全員が体験したこともないような現証の御利益を見せていただきました。

 教務部全員、教務の家内、家族、青年会、弘通部の方々が夜を徹したお助行に参加してくださっていたのですから、このご奉公そのものが尊い御法さまからの課題、御利益だったのだと思います。全員が、御法さまのすごさ、御題目の御力、お助行の大切さを感得したと思います。

とはいえ、「悪魔ー、天使ー、魔王ー!」と叫び、「ナガマツー!!」と私の名を叫んで暴れ回る、叫び回る、飛び回る姿を思い返すと、御利益をいただけるという確信も、お助行中はなかったように思います。ただただ、必死でした。翌日の夕方、隣で泣きながら御礼を言う本人を見て、私も泣きました。
 佛立信心は、凡慮の及ばざる現証の御利益が現れる、だからこそ、「できるか」「できないか」ではなく、「するか」「しないか」になると思うのです。私ですら、お助行中は「大丈夫だろうか」という迷いも生まれます。だからこそ、「お縋りするしかない」と素直に御法さまの前で初心に返れるのです。
 開導会の彩雲。これは、永遠に忘れられません。もちろん、気象現象としては珍しくないのかもしれませんが、この日、このタイミングというのは間違いなく御法さまからのサインです。疑義を抱く余地もない。小賢しい人は人間の大切な感性を失っているから分からない。
 御法さまからのご褒美。真っ直ぐな、まごころに、天は反応してくださいます。余念なく、一心にご祈願やご奉公をされている方だけが見る特別な世界があります。特別な現象(現証の御利益)があります。まさに、この彩雲もまた、妙深寺の全員が見せていただき、感得することができました。有難いことです。

 だから、どうしたらいいでしょう。私は、この彩雲は、私たちのご信心を喚起してくださるものだと思います。如何なる困難にも負けてはならぬ、くじけるな、というサインだと信じています。喜んでいるばかりではダメで、これで浮かれているのは佛立信心ではないはず。

 お祖師さまの「瑞相御書」という御妙判には、

「夫天変は衆人をおどろかし、地夭は諸人を動す。佛、法華経を説かんとし給う時、五瑞六瑞を現じ給ふ。(乃至)人の悦多多なれば天に吉瑞を現し、地に帝釈の動あり。人の悪心盛なれば天に凶変、地に凶夭出来す。瞋恚の大小に随て天変の大小あり。」
とあり、そのようにお諭しになられた上で、やはり、末法は善き瑞相よりも悪い心による悪しき瑞相が多く、それを察知して菩薩行に精進するのが真のご奉公であるとお示しになられています。
 御法さまは、近くにいてくださる。それを、あらためて、はっきりと教えていただいた、気づかせていただいた。お助行や、開導会のご奉公、こうした彩雲によって。
 しかし、だからこそ、その果報に甘えるのではなく、自分の罪障や悪い業、末法悪世のご弘通に立ち向かわなければなりません。それが、この「サイン」の意味、ここが「正念場」、ここからが「本番」と教えていただいているように思います。
 「売り家と唐様で書く三代目」という川柳。言い得て妙です。
 財を築いた初代のご苦労も知らないで、勝手なことばかりしている三代目。財産を全て食いつぶして家を売りに出す。その札の文字は当時流行の唐様で書いてある、と。これは、本当にやらなければならないことをせず、それを疎かにして遊芸に溺れていた、余計なことばかり考えて、していた、ということを皮肉っぽく詠んでいます。
 私も、この川柳を胸に銘記してご奉公に当たらなければなりません。子どもたちにも、このことだけを教えておきたいです。雑学ではなく要学。実験と体験のご信心が佛立であること。頭で考え、机上の空論で悦に入らず、ご奉公の実践を重ねてゆくこと。
 とにかく、こうした7月の現証を忘れずに、佛立信心を初心の原点に立ち返らせて、自己流を廃して、決して慢心しないように、自屈、上慢、二乗心に注意して、負けん気と根気と慈悲で、精進してゆくように。
 夏期参詣は、8月13日まで続きます。明日、8月1日は、「虹の日」です。妙深寺は、「虹」「虹」と言ってきたから「彩雲」が出たのかな(笑)?一人でも多くお参詣ください。

2010年7月30日金曜日

お師匠さま

師匠の言うことを聞きながら、お魚を3匹釣り上げました。

リリースする前に、浜辺に水族館を作りました。感動体験。

師匠ぉ、と呼んで走り回ってます。

おやっさん

綺麗な景色の中で、子どもたちは大満足です。

ありがとうございます。

沖に出ました

旧友と久しぶりに沖に出ました。

長男、次男も、はじめて、怖い男たちに囲まれて修行中(汗)。

モノより思い出を。ほんのひと時だからこそ。

2010年7月29日木曜日

ゴーヤ

家に緑のカーテンが掛かり、立派なゴーヤがなりました。

今日も、朝早くから、つい先ほどまで、ご奉公くださっていた方々がおられました。

本当に、ありがとうございます。

2010年7月28日水曜日

切磋琢磨

慌ただしく、午前中から準備させていただきました。今夜、18時からお通夜のご奉公が無事に終わりました。

毎日、たくさんのことがあります。最近は、ご弘通とは真逆のエネルギーが多く、閉口しています。

ただ、仕方ない、末法ですから。

問題が何か気づけないのが問題です(涙)。枝葉末節に流れるのは、本門の立場ではないのに。どうも、開導聖人が好まれた要学ではなく、雑学に走る者が多く、残念に思います。

怨嫉と言いたいところですが、残念ながらそんなに高尚でもない。レベルの低さが情けない。佛立とは何か、もう少し勉強してください。要学とは、何でしょう。

とにかく。応援してくださる方はもちろんですが、私を目障りだと思う方も、ご弘通に一歩でも進み出していただければ嬉しいです。大いに切磋琢磨したいです。

明日は、8時半から告別式です。まごころでご奉公させていただきます。

やりましょう、とにかく。させていただきましょう、

戻ります

宗会、第2日目を失礼して、横浜に戻ります。

妙深寺で、葬儀のご奉公をさせていただきます。

2010年7月27日火曜日

歴史的なスピーチ

宗会に於いて、ブラジル教区の教区長としてコレイア教伯師がオブザーバーとして出席され、会議の最後に発言の機会を与えていただきました。

国連などでも歴史的な演説というのがあります。まさに、今日のコレイア師の演説は、本門佛立宗(HBS)にとっては歴史的な演説となりました。

コレイア師は、ブラジルの現状を説明しました。ブラジルに日本の仏教団体はたくさん入っていますが、ブラジルの本門佛立宗が最も日系人以外の僧侶が多く注目を集めていること。ご信者さんの分布でも、日系人と日系人以外では日系人以外の信徒の比率が上回ったこと。

今後、茨木日水上人の御50回忌に向けて教務(僧侶)を50人、ブラジル全州に弘通拠点(組)を作ることを誓願させていただく、と宗会の全議員を前にして発言されました。

日本にいる全ての佛立教講に、素晴らしい刺激を与えてくれたと思います。

「言ってしまったね(笑)。もう、後には引けませんぜ」とコレイア師に言うと、「背水の陣で頑張るしかなくなりました」と。

いろいろな議案があります。一つ一つが欠かせない議案。

しかし、だからこそ、「ご弘通」という本門佛立宗の使命、生命を、忘れては、ならないと、強く思い返せました。

ありがたいことです。

やらねばならぬ、と思います。

デモンストレーション

蒸し返す暑さの中、京都では宗会が行われています。

続いて、ウェブ会議システムのデモンストレーションが行われました。

数年前、このシステムを導入したのですが、私たちの想像以上の効果がありました。浄財経費の削減はもちろん、将来性も広がりました。今後、このシステムを支庁単位にまで広げられたら、さらに効果が広がります。つまり、ウェブ会議というシステムの認知促進の会議です。

東京、横浜、大阪、明石、九州、遠く韓国からも姜御導師、ディリーパにも入ってもらい、デモンストレーションを行いました。

ありがとうございます。

2010年7月26日月曜日

未来を託す戦士の誕生です

現薫師と裕歌ちゃんの長男、23日に生まれたばかりで、お祝いに抱っこさせてもらいました。

すごいハンサムで、びっくり。また、地球の未来を託す戦士が誕生したわけです(笑)。

本当に、おめでとうございます(涙)。

朝の花、、、

朝、新幹線に乗って京都に入りました。

今朝、突然の訃報に足を震わせながら本堂に上がりました。

とにかく、御題目をお唱えさせていただくしかないと、いま、思っています。

朝顔がたくさん咲きました。そんな朝の花は、ほぼ一日、ほんの僅かな時間しか、満開でいてくれません。

太陽の射るような日差しや熱波で、翌日にはしおれてしまう。次々に、朝顔の花は咲きますが、その命はとても短く感じます。

ただ、本当の命は、ずっと続きます。しぼんだ花びらの内側のふくらみ。意味のないことはないのですね。

朝の花。今年は、純白の朝顔が一番きれいです。

2010年7月25日日曜日

おかえりなさい

夕方、無事に親子キャンプから薫化会の子どもたちが帰ってきました。

ありがたい、あたたかい。

私も、ちょうどご奉公から帰ってきたタイミングだったので、みなさんをお出迎えできました。

楽しかったかな?みんな、いい笑顔でした。お父さん、お母さんも。

ありがとうございます。

3つの「お」の改良

今日は日曜日。朝参詣に引き続いて先日お母さまを見送られたご家族と面会させていただきました。さらに続いて、懐中御本尊へのご不敬のお懺悔についてお伺いしました。

今は相模原の妙現寺に向かっています。先日と同じように弘通懇談会のご奉公です。とにかく、精一杯ご奉公させていただいて、管内寺院、今日は妙現寺の、ご弘通の一助になれたらと思います。

話は変わりますが、もう何年も前に、妙深寺ではお中元とお歳暮のご挨拶を廃止しました。それに代えて、夏期参詣初日の7月13日に、各教区のご信者の皆さまから半年間のご弘通ご奉公の経過などについて聞かせていただくことにしています。

今年、妙深寺では新たな報恩ご奉公がスタートしました。高い目標に向かって頑張っています。

上半期は、とても快調でした。みんなが一心にご奉公させていただきました。しかし、これからの半年が厳しいと思います。正宗徒の増加にしても、お話をする相手がいなくなったりしますから(汗)。

だからこそ、3つの「お」を改良しましょうと、ご挨拶を受けながらお伝えしました。

その3つとは、「お看経」「お参詣」「お助行」。できているようでできていないから、是非とも見直しをしていただきたいと思います。

朝夕のコンスタントなお看経、一心のお看経。

朝一番からのお参詣。気分に任せず、足に任せたお参詣。

そして、本当に、人を助け、人を引き上げるお助行。

是非、見直しをして、ご奉公に取り組みたいものです。

2010年7月24日土曜日

カモメ

カモメです。

凛々しい姿は、少し見習いたくなる。

ヨコハマ

かれこれ40年以上も横浜に住んでいますが、いい街です(涙)。

この酷暑の中、全国からのニュースを聞いていると、やはり横浜はそれほど暑くない(汗)。海からの風に守られてるのでしょうか。「風の谷」と同じかな(笑)?

とにかく、ありがたいことです。

往年のスター

今日は、夏期参詣に引き続いてご回向の法要があり、今は教区御講に向かっています。

午前中のご回向は、永年弘通部長として妙深寺の一時代を引っ張ってくださった大切な方の七回忌でした。いつも明るくて、情熱的で、輝きながらご奉公くださっていました。ある意味、妙深寺のスターのような方でした。

亡くなる前、常々言っておられたのは、法深寺として独立していただいたご信者さんたちの数だけ、母胎の妙深寺が痩せたのでは意味がない、だから、同じ分だけお教化、育成させていただかなければ、というものでした。まさに、妙深寺という御法さまのお城を、我がことのようにいつも真剣に考えておられました。

いま、そのお言葉に近づけるようにご奉公させていただいていることを、ご報告いたしました。

夏の横浜は大渋滞です。13時からの御講に向かっています。少し時間があったので、往年のスターのことが書けてよかったです。

託されたバトンは、いま妙深寺に集うみんながしっかり握っています。

ありがとうございます。

2010年7月23日金曜日

平成22年度 妙深寺 開導会 国際交流会ビデオ

ビデオ「H22年 開導会 国際交流会ビデオ」

H22年開導会の国際交流会で上映された各国紹介のビデオです。
※こちらはパスワードは必要ありません。(4分29秒)




平成22年度 妙深寺 開導会 オープニングビデオ

ビデオ「H22年 開導会 オープニングビデオ」
H22年開導会のオープニングビデオです。
※閲覧するにはユーザー名とパスワードの入力が必要です。(3分42秒)

「伝えたい」をカタチに

伝えたい。ここに、ご奉公の原点があるように思います。

清風寺にお参詣させていただいて、素晴らしいポスターなどを拝見して、勉強させていただきました。

やっぱり、みんなで協力して、力を合わせて、「伝えたい」と思っていただいている人たちが、工夫して、工夫して、声をかけていただきたいですね。

シンプルで、実はとても簡単な、世界や人生の方程式。これさえ覚えておけば難しい問題も必ず解けるという原理。

生まれてきた意味、生きなければならない理由、生き方、生きる力。今の時代、分かっているようで、ほとんどの人が気づかず、分からず、遠回りや空回りをしているのかもしれません。

自分は変われた。変われたよ。そのことを、伝えたい、と。

ボロボロに傷ついてた、周りの人を傷つけてた、迷ってた、イライラしてた、虚しかった、寂しかった、焦ってた、と。

でも、今を見てよ、こんなに穏やかで、あたたかくて、強くなった、優しくなれた。

なぜ、どうして。もちろん、まだまだ弱くて、間違えるし、迷うし、衝突するし、頭の痛いこともある。でも、分からないということが分かるようになったよ。すぐに、見えるようになった。それを、伝えたい、と。

伝えよう、どうやって伝えるか、伝わるかな、こうしたら伝わるかもしれない、できるかな、きっとできる、やってみよう、とにかく、やってみよう。

ご奉公の原点は、こうした感覚、気持ち、喜び、だと思います。仕事ではない、「ご奉公」なのだから。

とにかく、「伝えたい」を、こんなステキな漫画にしている清風寺は、すごい。きっと、青年会の方々の努力、工夫、熱意なのですね。

勉強になりました。

2010年7月22日木曜日

チリンチリン

街角で風鈴を見つけました。

チリン、チリン。チリン、チリン。

あぁ、子どもの頃、この音が聞こえていたぞ。ずっと、京都で。

麩屋町の奥の間に近い中庭には、いくつかの風鈴が掛かっていたなぁ、と幼い記憶が蘇ってきました。

京都のうだるような夏を前に、涼を取らせようと小千代お祖母さまが掛けてくるていたのでしょうか。

夏休み、幼い耳に、チリンチリン、と鳴る風鈴の音が残っています。

思い出は、なぜか香りや音で蘇りますね。

祇園祭のコンコンチキチン、コンチキチン、という音、風鈴のチリンチリン、という音色が、耳の奥から聞こえます。

今年、長松寺の表の庭に、小さな風鈴を飾ろうと思います。葦簀の向こうから「チリン、チリン」と風鈴の音が聞こえたら、少しは涼しく感じていただけるでしょうか。

風鈴は、いいですね。

ガス欠?

渋滞の中、大阪に入りました。道が分からないので、現薫師に車を借りました。長松寺にある淳慧師の車にはナビゲーションがないから(涙)。

ただ、ガソリンが空です(涙)。高速道路の上で、止まりそう(汗)。

2010年7月21日水曜日

京都の名店

病院の帰り道、以前から訪ねようと思っていた御店に立ち寄ってみました。

最近、開導聖人と坂本龍馬の関係についてお話する機会が多くあります。坂本龍馬に限らず、開導聖人と姪っ子の玉田(ぎょくでん)、高崎正風から明治天皇まで、調べれば「逆説の日本史」のように貴重で生き生きした事実が浮かび上がります。

今日、お邪魔したのは150年近く京都で筆を扱われている「香雪軒」というお店。

江戸末期の創業で、文人や文豪に愛され続けておられると聞きます。店名は富岡鉄斎によって付けられたそうで、都の歴史が伝わってきます。

私は悪筆ですし書道には暗いのですが、過去帳など年々筆を使うご奉公が増えていますから、避けては通れません。せめて、大好きな歴史を学ぶように、書道にほ近づきたいと思いました。

小さなお店ですが、入ってすぐ歴史に圧倒されました。やはり、幕末から明治期にかけて京都随一の書の大家であった開導聖人とは既知の関係ではなかったか、と思いました。

ご主人と奥さまから丁寧に用途をお聞きいただき、水で何度も試し書きをさせていただきました。私のような悪筆でも、こうして教えていただきながら、自分や自分の用途に合った筆が選べるのは最高です。

武者小路実篤氏の直筆の書、また谷崎潤一郎氏の直筆の手紙などが飾ってありました。これから、長くお伺いしたいお店です。いい出会いをさせていただきました。

モノ頼みではいけませんね。練習もして、苦手なご奉公も克服してゆきたいです。ただ、格好つけた字は大嫌いなので、素直に、等身大の信心で書けるように、修行したいと思います。

チェック中

今日は朝から病院。検査していただきました。

とにかく、しっかり自分を管理しないといけませんから。ご祈願をいただいているのに、自分自身が油断していたら申し訳ないですから。

横浜では慌ただしいので、京都でのご奉公に併せて京都の病院にしました。

チェックを続けます。申し訳ありません。

2010年7月20日火曜日

バベル

今日、バベルの塔のようにグングン高くなっている「東京スカイツリー」を見ました。本当に、他を圧倒しています。

これからの季節、カミナリが心配です。

妙深寺プール

無事、教区御講を奉修させていただきました。いま帰り道です。

昨日、開導会の後片づけで大変な中、妙深寺の夏には欠かせないプールのセッティングをしてくださっていました(涙)。

そして、今日から妙深寺プールがスタートできました。子どもたちは、待ちに待っていたようで、すでに大人気。有難いことです。

瑞相

いま、千葉に向けて出発しました。今日は千葉県で御講を奉修させていただきます。

今朝も時間がなく(汗)、少し出発が遅れてしまいました。

朝から話題は開導会の上空に現れた彩雲について。天女が羽衣を流しながら泳いでいるみたいって。本当にそう見えてきた(笑)。

天平や奈良、平安時代や室町時代、江戸時代だったら、こんな雲が法要中の上空に出たら、地域全体がお教化になったはずって。

法華経の瑞相みたい。ようやくイメージできました。

とにかく、今日も大切なご奉公です。もうすぐ羽田を通過します。

2010年7月19日月曜日

彩雲の出ていた時間は、

 妙深寺の開導会奉修中のお昼過ぎでした。横浜の上空に、美しい彩雲が出ていたということ。

開導聖人ご遷化から120年目、妙深寺の開導会は上空を七色の虹の雲に包まれて輝いていたなんて、永遠に、みんなで語り継いでゆきたいです。

また、この美しい空を見て、ブラジルから届いた写真を思い出しました。

藤本御導師がご奉公されていたことのあるリオデジャネイロの法昌寺に、藤本御導師のご遺骨を納骨させていただいた夕方、その納骨堂の上空が見たこともないほど美しかったと、吉川淳省師の奥さま・恭子さまが写真付きで教えてくれたのでした(涙)。




本当に、あるんです。こういうことが。こんな素敵なサインが。届くのですね、まっすぐな思いは(涙)。

ありがとうございます。

彩雲。空からのプレゼント

 どうですか?すごいでしょ?ほんとに、すごい(涙)。
 こんなことが起きるんだぁ(涙)。こんな風に、サインをくださるんだ。
だから、ご信心はすごいと思います。昨日、お参詣できなかった方は、本当にもったいないと思います。
 仏教に偶然はありません。一日ずれてもおかしいこと、1分、1秒ずれていたら「出会えなかった」ことが、ピタッ、ピタッと目の前に示される。出会う、見える、気づく。
 ご信心やお寺から離れたり、全く疎遠になったり、別の世界で生きてきたという人は、忘れてしまったり、自分の都合のいいようにしか受け止められなくて、アンテナが傾き、周波数が偏り、サインがサインではなくなってしまう。別の次元の、別の誘惑、世界からの、悪いサインばかりを受けたりします。
 でも、昨日の、昨日横浜で起きたサインは、全国のニュースでも流れて、本当に、これが特別なことだったのだと、教えてくれました。御法さま、すごいです(涙)。本当に、ありがとうございます(涙)。覚悟して、挑んでよかった(涙)。
 先ほど、直子さんからのメールで、昨日聞いたニュースが、横浜と川崎の空の上のことだったと知りました。空と雲が大好き。だから、空の上で起きた出来事が、本当に、うれしい。
昨夜、妙深寺の開導会が奉修された夜、このニュースをご覧になった方も多いと思います。
 朝日新聞には、次のような記事。
 <いいことあるかな? 虹色「彩雲」、横浜や川崎で観測>
 「赤、黄、緑、青と色づいた彩雲(さいうん)が18日昼、横浜市や川崎市で観測された。「虹のような雲を見た」と気象庁に問い合わせが相次いだ。同庁によると、晴れて薄い雲がかかったとき、雲を構成する氷の粒に太陽光があたり、虹のように色づいて見えることがある。年に何度か、全国で見られるという。彩雲は「よいことの前触れ」とも言われる。川崎に住む池田さんはマンション3階のベランダで見た。「最近、いいことがないからね。宝くじでも当たるといいな」
 Twitterでも、すごい話題になっていたようです。僕は今の今まで知らなくて、本当に驚きました。本当に、きれい。美しい。すごい。涙が出ます。すごいことです。
 世間では彩雲は「吉兆のしるし」というらしいのですが、ご信心の筋からしたらおかしい表現です。でも、確かに、こんな空を見せていただいたら、うれしくなります。特別な気持ちがします。御法さまからの、天からの、お褒めをいただいているように思います。
 今朝も書きましたが、晴れでも雨でも構わないと思っています。ご弘通が進まない、人助けができていないのに、天気だけ晴れなんて、笑止千万ですから。そんな「サイン(?)」いりません。もし、間違っていることがあったら、ビシッとお折伏をいただいて、どしゃ降りをください、と思います。
 設定のハードルが低すぎる。本来、私たちの使命は、もっともっと大きいはずです。小さな、低いハードルで、一喜一憂するべきじゃない。
 しかし、一昨日と昨日、開導会を奉修させていただいて、晴天で、清々しい涼風が吹いていて、「あぁ、有難かった」と思っていたところに、さらに、この美しい空。あまりにも、美しい。見てください、この空を。信じられない。
 末法は、三毒強盛で当たり前なんです。疑って当たり前なんです。迷って当然なんです。嫌になって、恨んで、憎んで、苛立って、当然なんです。でも、それを、何とか、何とか引き戻そう、諦めないで、戻ってきて、大丈夫、ここにいる、と言い続ける、働きかけ続けるんです。
 真実の仏教、本門佛立宗のご信心は、「リアクション」の宗教ではないんです、「リアクション」で信心するんじゃないんです。
 リアクションという、何かを「受けて」、「だったら、こうします」「こうしてくれたから、こうしようかな」というものではないんです。
 リアクションでは、幸せになれない。不幸の原因、イライラの原因は、あなたの人生が、全部リアクションになってしまっているからではないか。
 「リアクション」ではなく、「アクション」が大事なんです。どう生きるか、なぜ生きなければならないか、それに気づき、それを実践するのが、真実の仏教の教えです。
 真実の仏教・本門佛立宗の教えは、実践と体験の教えです。
 「できるか」「できないか」ではなく、「するか」「しないか」です。
 離れたら、見えなくなる。携帯電話でも、基地局から離れてしまえば、つながらない。どんなに頑張っても、電波の飛んでるところに、自分がいるか、いないか、です。離れては、いけない。
 この開導会。特別の思いで迎えました。一年間前は、藤本御導師に勤めていただいたのですから(涙)。僕にとって、それは特別なことです。重たいバトンを、落としそうになりながら、必死で持ちこたえて、半年。
 藤本御導師は、この開導会をお勤めいただいてから半年後にご遷化になりました。平成21年12月31日のことでした。それから約半年。必死で重たいバトンを落とさないように、ブルブル震えていたように思います。
 部屋の隅で、体育座りをして、泣いているような気持ちでした。それほど、重たかったです、バトンが。藤本御導師がご遷化されて(涙)。御導師は、佛立教務の本懐を遂げられた。それ以外にはありません。
 この彩雲を見て、涙が出ました。ご宝前、御法さま、先師上人、先住、藤本御導師、ありがとうございます、おられるのですね、お見守り、お導きくださっているのですね、ありがとうございます、ありがとうございます、と涙が出ます。そうは、思いませんでしょうか?地球上で、こんなに綺麗な光景があるでしょうか?なぜ、この日に?なぜ、ここに?
 私は、とても嬉しいです、本当に、嬉しいです、御導師(涙)。
 開導会で、第一座から第三座まで、奉修御導師にお願い申し上げ、口語体で言上していただいた御文。私たちは、こうしてご宝前に、思いを届けようとしていました。
 その思いの、一分が届いて、こんなに綺麗な空と雲、色と光を、見せてくださったように思います。以下、どうか読んでいただきたいです。
 「御宝前に謹んでご祈願を言上いたします。
 開導聖人ご遷化より120年目となる本日、妙深寺はその大恩にお報いする為、御題目口唱の一座を奉修いたします。
 私たちのお唱えする御題目の声が世界中に広がり、人々が、生まれてきた意味、生きなければならない理由、価値ある生き方、生きる力に気づき、苦しみ、悩み、迷い、苛立ちの淵から離れて、誰もが菩薩の歩みを進められますように。
 そして、世界が真実、平和で穏やかになりますように。
 どうか、私たちをお見守り、お導きくださいますようお願い申し上げます。
 また、御宝前に、礼儀を正して言上いたします。
 妙深寺の先代、長松清凉ご住職のご遷化より10年に当たり、今日まで妙深寺が迷うことなくご奉公させていただけた御礼を、その御霊前に言上いたします。有難う御座います。
 さらには、平成21年12月31日に、菩薩行の最中にご遷化、人助けの菩薩行に命を捧げられた藤本淳悦御導師、私たち妙深寺一同は、一年前の開導会のご奉修とご教導を生涯忘れず、永遠に伝えてゆくことをお誓いいたします。
 松風院日爽上人、如説院日修上人、どうか自受法楽にして仏果荘厳なされんことを。
 経云 若親近法師即得菩薩道随順是師学得見恒沙仏。
 南無妙法蓮華経。
 重ねて、地球全体、世界中に、上行所伝の御題目が広まりますように。私たち一同、お折伏、お教化のご奉公に精進できますように。
 本門八品所顕 上行所伝 本因下種の南無妙法蓮華経」
 御法さま、お祖師さま、門祖聖人、開導聖人、先師先聖、殊には、先住日爽上人、藤本御導師、天空におられる先勲の皆さま、本当にありがとうございます。御本意にかなうように、精一杯、全身全霊で、ご奉公させていただきいたいと思います。
 新しい幕が開いたように思います。ジェッドが、開いてくれそうです。すごい感得と決定をしていました。昨夕、奉修後に彼と話をして、本当に驚いていました。新しい夜明けです。
 そんな日に、ぴったりの空、光景を、御法さまがプレゼントしてくださいました。そして、横浜の私たちに見せてくださると共に、全国の皆さまへも報じてくださいました。
 本当に、ありがとうございます。忘れません、決して。ここから、素晴らしいことが、地球に、世界に、日本に起こりますように。いや、起こします。人々が、幸せになりますように。
 どうか、お見守り、お導きくださいますように。

 共に、ご奉公くださった全ての方々、お参詣の皆さま、奉修御導師はじめ、ご出座をいただいた御導師、御講師方、本当に、ありがとうございます。

 ありがとうございます。

カリフォルニア

今日は海の日。横浜は港町で、神奈川県には海もあるからイメージしやすいですが、海がない場所や県に住んでおられる方には何か遠い?長野や山梨県の方には申し訳ないような気がします(汗)。

それはさておき、開導会から一夜明けて、今日は横浜の照隆寺で弘通懇談会です。慌ただしくお寺をでました。

今日も快晴。というか、毎日、365日、甲乙つけがたい重要なご奉公が続きますから、雨だろうが晴れだろうが関係なし、です。毎日晴れたら干上がる。

とにかく、カリフォルニアのような真っ青な空の下、照隆寺に向かっています。

2010年7月18日日曜日

すべて、

無事に、盛大に、開導会の奉修が終了いたしました(涙)。

本当に、ありがとうございました。

いよいよ

横浜の、真っ青な空。

開導会です。

2010年7月17日土曜日

メインは明日

うまくいきすぎ。

開導会の第一座、夜の佛立国際交流会と、ご奉公の皆さま、参加された皆さまのお陰で、すべてにおいて、うまくいきすぎと思うくらい、大成功のご奉公となりました。本当に、ありがとうございます。

お天気、お参詣者数、ご奉公人数、その内容、奉修中や開催中の細かな配慮、手配、リカバリー等々、挙げたら切りがないほど素晴らしいご奉公でした。

お天気は、快晴でしたが不思議と清々しい涼風が心地よかった。遅くまで、ガーデンパーティーは賑やかでした。

逆に怖い。うまくいきすぎです。お折伏をいただいた方が安心。改良できます。果報をとおり越さないように、改良点を見つけて、さらにいいご奉公ができるように頑張りたいです。

明日がメインです。明日お参詣いただかなければ意味がありません。

今日で、いや、今夜で燃え尽きないように(笑)。

明日も、妙深寺でお会いしましょうね。今生で、二度と巡り会えない一日です。

メインは明日。

美しい準備ご奉公

準備ご奉公は、美しい光景で、ある意味において本番以上に感動的です。何事も、「準備」が大切です。

貴子ちゃん、シナリオを書いてくれています。法要は杉崎さん、イベントは貴子ちゃんが素晴らしいシナリオを作ってくださるから、しっかり進められるんです。

ありがとうございます。

ひろし君

準備ご奉公を進めるひろし君です。忙しい中、本当に有難いです。

何とも気持ちいい風。夏の夕方。

Ducati

次男が、準備ご奉公中の愛子さんのバイクにまたがりご満悦。

愛子さんの愛車は、赤いDucatiです。世界で一番美しいバイク、ドゥカ。

こりゃ、将来が心配です。ま、仕方ないです(涙)。

拍手喝采

ジェッドのスピーチには、本当に感動しました。本堂内は拍手喝采が巻き起こり、教化親の宥華さんまで泣いておられました。ジェッドが、こんな風に思いながらご宝前に向かっていたなんて(涙)、本当に、ありがたいです、と。

今日、土曜日の開導会、第一座のお参詣は441名のお参詣をいただきました。他寺院からのお参詣を除いたお昼の集計です。また、土曜日のお参詣の記録更新かな。少し、お参詣をいただき過ぎかもしれません(汗)。明日がメインですから、明日お参詣が少ないなんてことのないように、と心配してしまいます。

しかし、120年目の開導聖人の祥月ご命日に開導会を奉修させていただき、大勢のお参詣者と共にご奉公できたことは永遠に忘れません。ありがたいことでした。新しいスタートです。

本堂内は、また何とも言えない温かい空気に包まれました。この空間におられた方には、それだけでしばらくの間、魔も障礙も、近寄ることが出来ないはず。そのくらい、素晴らしい奉修でした。

この第一座では、正宗徒証の授与式も行わせていただきました。今年から正宗徒の増加という誓願を立ててご奉公しております。「正宗徒」とは、いわば「正式な本門佛立宗の信徒」という意味です。御本尊をいただいて3年以上、そして常講願主(年間10ヶ月以上、御講の願主としてご奉公される方)を、正宗徒と申します。わずか半年間で、新たに38名のご家族が正宗徒に認定されました。本当に、ありがたいです。ありがとうございます。

土曜日の第一座は、境内地は、お足の悪い方などのために車が入れるようになっています(日曜日は不可なのです)。境内地は車がびっしりと駐車されていました。ありがたい。

雲ひとつない快晴をいただき、これから佛立国際交流会の準備。18時から開催されます。スコールの心配はなさそうです(涙)。よかった。

準備ご奉公、熱中症を心配しています。みんな、お供水をたくさんいただいて、ご奉公させていただきましょうね。駐車場のご奉公をいただいた皆さまなど、すでに汗だくだと思います。本当に、ありがとうございます。

まだまだ、始まったばかり。明日の今ごろの時間まで、頑張りましょう。

開導会スタート

開導会、スタートしました。

ジェッド、ゆかさんのスピーチから(涙)。

2010年7月16日金曜日

明日、明後日は、妙深寺へ

妙深寺では、この週末に迎える開導会の準備ご奉公が続いています。

9時半からご奉公者一同でお看経をいただきました。快晴すぎて熱中症にならないように注意しなければ。

明日の土曜日は10時から第一座、明後日の日曜日は9時半から第二座、11時から第三座が奉修されます。お参詣しなければ、きっと大損です。万難を廃して、お参詣されますように。

特に明日は開導聖人の、120年目の祥月ご命日ですから。報恩の誠を尽くすには、今回の開導会へのお参詣。

しかし、夕立ちや少しのスコールでも困る今回の開導会です。明日の夜、18時からは佛立国際交流会。妙深寺の境内でガーデンパーティーです。油断は大敵。

とにかく、お参詣しなければ、大損ですから。

あ、長男が準備ご奉公をさせていただいて、ありがたかったです。みんなで迎える開導会です。だから、報恩のご奉公になります。

ありがとうございます。

幸の湯、常さん、北九州

帰国後、成田空港から常さんの枕経へ直接向かいました。 穏やかな、安らかなお顔でした。こんなにハンサムだったかなと思いました。御題目を唱え、手を握り、ご挨拶できて、よかったです。とにかく、よかったです。 帰国して、そのまま伺うことがいいのか悩みました。海外のウイルスを万が一ご自宅へ...