泣きながら、「もう、学校に行きたくない」と訴えて。真っ正面に向き合って、彼と話をしました。「僕はいじめられてるんだ」「みんなが僕を嫌ってる」。
とても繊細で、臆病で、お調子者。子どもの頃の自分とそっくりだと思います。
こんな時、親として胸が潰されそうになります。何よりの宝物が壊されそうになっていると感じて。走り出して、守りたくなります。
でも、本人にしか乗り越えられない。本人が、自分の力で乗り越えなければ意味がない。成長もしない。これからの人生に必要な、大切なものを得ることはないのです。
「かわいい子には旅をさせろ」なんて、親にとってどれほど辛いものか分かりません。しかし、自分もそうやって育ててもらった。挫折も、孤独も、痛みも、何より成長するための栄養やエネルギーになると信じて、戦わせてもらった。もし、それらがなければ、今の自分はなかったのだから。
後方支援は任せとけ。最後はダディがやってやる。それまで自分で必死にやってみろ。とにかく、見守っててやるから、と。
昨日「明日はきっといい日になる」と言ったのですが、さっき電話があり、「ダディが言っていたのに、今日もいいことがなかった(涙)」と。「今日じゃなかったか。じゃあ明日だ。明日はきっといい日になる」と言いました。
とにかく、彼を見守ります。御法さまに、ご祈願させていただいて、お守りいただきながら、彼を支えていきます。
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