2021年5月1日土曜日

世の静謐を祈る












5月1日となりました。今月もよろしくお願いいたします。


いきなり宮城県沖で大きな地震がありました。変異株の感染拡大も含めて、誰もが無事で、充実した日々となりますように。


5月の始まりのお総講、無事に奉修させていただきました。


デジタル化へ移行中の妙深寺報、5月号も無事に発刊。6月の開導会に向かってご披露を重ねます。


本日の御法門で拝見させていただいた『立正安国論』日蓮聖人・お祖師さまの御妙判。


「汝須く一身の安堵を思わば先ず四表の静謐を祷らん者か」


よくよく思い定めなければならないお言葉です。


飢饉や疫病、地震や風水害、内紛や外圧。動物の死骸が放置され、路上に人の骸骨が散乱する悲惨な世情。


日蓮聖人は、そんな時代に自身の安穏を求めるならば、まず世の中の平穏を祈るべきと説かれました。


宮沢賢治さんはこの日蓮聖人のお言葉をいただいてあの言葉を残されたのです。


「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない。」


個人の幸福はみんなの幸福の中にあります。


コロナ禍だからこそ、今月も菩薩の祈りを重ね、誰かのチカラになれるように生きましょう。


人間の中に存在する、無限のクリーンエネルギーを発揮しましょう。


ありがとうございます。

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