2021年5月5日水曜日

また会う日まで






6年前の今日、西木幸子さんのお宅で住職御講を奉修させていただきました。


私にとって、忘れられない、今生人界の大切な思い出の一つです。


お会いした時はすい臓がんのステージ4、その年内の命と宣告されておられた幸子さんでした。


その後、2年間、大切に時間を過ごすことが出来ました。


そして、6年前の5月5日、ご自宅で御講を奉修させていただきました。


ご病気もあり、それだけでも奇跡のようなことでした。痩せてはおられましたが、本当に綺麗で、しっかりされていました。


御講の後、幸子さんからいただいたお手紙は宝物のように大切にしています。


命のやりとりのようなご奉公。


人間の一生、命、家族、愛情、そのぜんぶが詰まった、素晴らしい御講、お助行。


一日は、ほんとうに一生です。


ぜんぶが、二度と戻らない人生そのものです。


「世々恒聞法華経恒修不退菩薩行」


「願くは我生々として諸仏に見(まみ)え、世々恒(つね)に法華経を聞き、恒(つね)に退せず菩薩の行を修め、自他法界(一切の衆生)菩提(ぼだい)を証せんことを。」


菩薩のような素晴らしい方々のお見送りをしてきましたが、それはしばしのお別れ、またお会いできる日を楽しみにしています。


「いきかはり死にかはりつゝ法華経に 仕へん人を菩薩とぞいふ」


幸子さん、ありがとうございます。

0 件のコメント:

ベネゼエラ大地震

  自分の命や人生がこれほど愛しく大切ならば、それぞれの命や人生もどれだけ大切でかけがえのないものだろう。 ベネゼエラ大地震、倒壊した複数の巨大な集合住宅を見て。数え切れない人たちが瓦礫の中に取り残されてる。 そこにいる一人ひとりに、かけがえのない人生がある。 自分と同じように、...