PEACEDAY。
本日9月15日から30日まで、京都佛立ミュージアムでもPEACEDAYのイベントを開催いたします。
京都佛立ミュージアムが行ってきた平和に関する企画展や取り組みをパネルにまとめてご紹介します。
是非、ご来館くださいませ。
9月21日、「国際平和の日 = ピースデー」当日は、代々木公園で様々なジャンルの起業家、アスリート、アーティストをゲストに招き、世界平和へのメッセージをお届けします。
平和を考えるきっかけを作るブースや、世界各国の料理が楽しめるキッチンカーを展開し、「食」や「消費」からも世界平和を目指します。また、世界の平和へと願いを込めて、夜にはキャンドルナイトを開催。代々木公園に集う全ての人と一緒に平和を祈ります。
KYOTO HBS MUSEUM
PEACE ACTION
■当ミュージアムは、2015 年( 平成27) 終戦70 年の際、写真展「トランクの中の日本~戦争、平和、そして仏教」を開催しました。
終戦直後の広島・長崎を中心に焦土の日本や人々を撮影した米軍従軍カメラマン、ジョー・オダネル氏。彼の来日前後の心の変遷は、敵と味方の境界線を越え、戦争を拒み、平和を願う想いにかわっていきました。彼の行動、一枚一枚の写真が私たちに平和を守る難しさと大切さを伝え、世界に大きな影響を与えてくれています。
■当展示は2018 年( 平成30)・2020 年( 令和2) に京都で、2021 年( 令和3) には「PEACE DAY WEEK」の関連イベントとして東京麹町LIFULL Table で初の国内館外展示を実施。さらに2018 年、2019 年にはサンマリノ共和国で行われた『サンマリノ・ニッポンまつり』の一環で同写真展を同国の国会議事堂(旧プブリコ宮殿)にて行い、欧州圏の多くの人に強い印象を残しました。
■サンマリノ共和国に隣接するイタリアの街リミニ市では2022 年( 令和4)、リミニ市で38 年の歴史をもつカトゥーンクラブ・リミニ主催のアニメフェスティバルの一環として、当展示の開催が実現。
欧州で核兵器の使用も現実味を帯び、危機感が増している今こそ、写真展を開催して欲しいという要望を受け、イタリア初の開催が実現しました。
■長松館長は開会式で「「写真展では撮影者・ジョー・オダネル氏の心の変遷を追体験していただきたい。
敵愾心に燃えて日本にやってきた彼が、多くの日本人と触れ合い、被爆者と面談し、長崎の爆心地で幼い兄弟と出会った頃に『敵と味方の境界線は幻覚や妄想に近いものだ。』という心境に到達していたこと。
私たちはここに仏陀の教えに通じる真理があると考えます。」と挨拶し、展示会への想いを伝えました。
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