先ほど診察室を出ました。今日は横浜市大病院で検査結果を聞く日でした。
造影剤を入れたCTの映像は3Dに生成されていて、びっくりしました。先生から丁寧にご説明いただきました。
3ヶ月の経過観察の結果、腹腔動脈瘤は1.7センチのままで変化なしでした。
先生のご説明では世界的に見て通常2.5センチまで治療なし、2.5センチ以下で腹腔動脈瘤が破裂した例はあまりない。「全くない」とは言えないが、まずないだろう。
3ヶ月の経過観察で動脈瘤に全く伸長や膨張が見られないため、いまリスクある手術や治療を選択することはない。この場所からすると手術には大きなリスクが伴う。
大動脈が腹膜に入り、他の臓器に枝分かれする根っこに動脈瘤が出来ている。つまり、手術をすると他の臓器につながっている動脈を傷つけないように慎重に施術しなければならず、なんらかの影響が出る可能性も否定できない。つまり、カテーテルによる手術はできない。やるとすると、なかなか難しい手術になる。
半年から一年ごとに経過を観察して、2.5センチまで膨張する場合には手術をします。いずれにしても、現状維持となりました。
腹腔動脈瘤が出来る原因は分かっておらず、生まれつきかもしれないし、高血圧や何らかの特別な出来事が原因かもしれないとのこと。全て思い当たりますので、何とも言えません。
生まれつきであればありがたいです。古傷であれば思い当たることが山ほどあります。大乱闘で救急車で運ばれたり、レースで激突して運ばれたり。
特に気をつけることはないとのことですが、とにかく過労とストレスがいけないとのことなので、そこだけは気をつけます。
それにしても、造影剤を使ったCTの映像、自分の身体の中の大動脈の全てが見えて、びっくりしました。普通は大動脈にブツブツと瘤が出来たり、腹部大動脈に大きな瘤ができたりするそうですが、僕は珍しい「腹腔動脈瘤」だそうです。
「煮るなり焼くなり二宮和也」の気持ちで行きましたが、またピンポイント、ギリギリのところで、微妙ですが、やはりありがたいです。
ご心配いただきまして、ありがとうございます。
再起動、再始動します。よろしくお願いいたします。
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