2007年8月6日月曜日

8月4日と5日の日記

 土曜日、長松寺のご奉公で横浜と京都を往復した。実に京都滞在時間4時間ちょっと。慌ただしかった。
 朝は日博上人のご命日の一座。10時から白川家のご回向。弔主の敏昭氏は数年前に癌の宣告を受け、リンパ、骨盤、肋骨全体、頭蓋骨にまで転移していると告げられた。戸塚教区の方々のお助行もいただいて、御講での御礼のご挨拶があったのも松本現薫師が横浜にいたころだから4~5年。今でも癌の治療を続けているが、負けることなく全く有難いことに元気でいてくださる。御利益を身体で表してくださっているように思う。毎朝御祈願させていただいているのだが、その敏昭氏が弔主となってのご回向。並々ならぬ決意でのご回向であり、何度も「4日、よろしくお願いします」とお聞きしていたので、こちらも大病を抱えつつのご回向ということで並々ならぬ決意で奉修させていただいた。本当に、厳かで、子どもたちの御題目の声の響いたご回向となり、有難かった。
 11時を少し過ぎてしまったが、階段を駆け下りて第二弘通部の会議へ。みんな活発に議論をしてくださっていた。ほんの20分しか会議にいられないということで、私に関係することだけ話し合いをさせていただいた。ワクワクするような案件が多く、これも有難かった。
 そして、12時から結婚式。この感動は前述したとおり。新婚なった二人にお話を終えて13時過ぎに家に戻り、着替えて新横浜駅へ。14:50の新幹線に乗って京都、そして16:50に京都駅に到着。タクシーで長松寺、17:15には長松寺の奥で一休み。18:00から長松寺の御総講。
 書いているとめまぐるしいようだが、実に充実している。長松寺では御総講終了後のティータイムで、お参詣下さった大西さんからここに書ききれないくらいの感動的なお話をいただいた。ほんの数週間前に自殺未遂をして入院していたとは思えない。周りの方々の支えと励ましもあり、新入信者の大西さんは100本祈願をさせていただき、多くの信じられないくらいの『気づき』をいただいたという。その生々しい体験談は身にも迫る。20本目で自分のイヤなところが全部見えて苦しくなった、70本目でも大きな壁が立ちはだかった、そして今朝100本目が終わったんです、そしてカチッと、何かが私の中に生まれたように感じたんです、本当に清々しいんです、と。ありがたい。本当に有難い。一部始終、いろいろなことをお聞きしてきたので、彼女の頑張りと、周りの方々の素晴らしいご奉公に、ただただ頭の下がる思いだった。
 また、先月入信された方ともはじめてお会いすることが出来た。私の敬愛する鏡忍房(私が勝手に付けたのだが)こと田畑さんがお教化された方。ご回向についても質問があるということで、立ち話になってしまったが良い出会い、お話をすることが出来た。有難い。
 京都発21:10の新幹線に乗り横浜へ。23:10に新横浜到着。清康が迎えに来てくれていた。その後、居間で待っていてくれた母と清康と話をして就寝。
 日曜日の朝。7時から清顕の信行講座、8時にご信心をされたばかりの河鍋さんと教化親の聖実ちゃんから体験談の発表、続いて御法門を頂戴した。朝の御供養は壮年会さんのお当番。お味噌汁、美味しかったです。御供養をいただいて、ひろし君と私も昔から存じ上げている方と三人で面会した。ご信心をされる前に、三ヶ月とにかく週に一度お参詣させていただきたいとのことだった。
 10時からは神奈川布教区の今年の目玉ご奉公、オレンジ会が主催する『ロータス・セミナー』の準備ご奉公だったが、私だけ10:30から武ちゃんと面会し、お話をさせていただいた。その話の終わる間際に、なんと青少年の一座のポスター、レッドマンなどのデザインをしてくれた村上くんがお参詣。ありがたーいと感激。良い仕事を次々にやっている。彼は本当に売れっ子のグラフィック・デザイナーとなった。
 13:00からいよいよロータス・セミナーが開始。全てが直さんやオレンジ会に集まってくださった神奈川布教区の各寺院からの有志によって、ほとんどオリジナルで企画されたセミナー。この内容はMikekoさんのブログに詳しく書いてあるので、ぜひご覧いただきたい。とっても素晴らしい会だった。先生がたくさん生まれている。ご信心を語る、ご信心を交えて人生を、生活を、生き方を語る先生が、たくさんたくさん生まれていることが嬉しい。直さんや千代さんなど、すっごいご奉公だったぁ。
 実は、13:30から、ちょっとセミナーを抜け出して秀さんと面会。ご信心を始められたばかりの秀さん。二人きりでゆっくりとお話をさせていただくことができて嬉しかった。貴重な時間だった。また、少しの時間だが、第一弘通部門の部門長である奥山さんとお話しできたことも有難かった。2ヶ月ぶりにご奉公に復帰され、妙深寺の中を見渡してみると、たった2ヶ月なのに「浦島太郎状態」だと仰った。「自分はお寺にお参詣される方々を知っている方だと思っていたが、存じ上げないお顔の人たちがたくさんおられて驚きます」と。ありがたい。
 ロータス・セミナーに戻ってみると、本当に大盛況のうちにフィナーレ。みんな活き活きとしておられた。終わってすぐに本寺の御導師へのご挨拶をさせていただくためにスーツに着替えて渋谷までドライブ。清康に運転してもらった。御礼を申し上げると共に、ご丁寧なご教導をいただき、有難かった。帰路、清康と一緒に夕食を取らせてもらった。
 第三京浜で妙深寺に戻ると、見事19:00。局長室会。エレベーター設置の件や韓国団参の件、来年度の予定などを打ち合わせ。
 21時くらいから、また大切な新たにご信心をはじめられた方のお話をお聞きする。ご信心をされるようになった方はたくさんおられるが、ご挨拶程度でゆっくりとお話しする時間は取れていない。今日はその貴重な機会となった。ゆっくりとお話をいただいて、私も彼女がいろいろな『気づき』を自分自身で得られるようにお話をさせていただいた。
 つらつらと、こんなことを夜中まで書いているが、とっても充実していたせいか、寝付けない。まだ何かやり残しているように感じる。そう思ったので、いまはJazztronikを聞きながら、こうしてブログを書いていたのであった。
 明日も早い、寝ます。
 本当に、ありがとうございます。

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