2010年1月25日月曜日

未来少年コナン

昨夜は23時過ぎにお寺に戻りました。大切な親友のお宅に、大切な御本尊を奉安させていただき、大切に、大切に、御題目を唱えさせていただきました。

その後、慌ただしくてゆっくり話をすることも出来ていなかったので、久しぶりに二人だけで夕食へ。とても貴重な時間でした。

今朝は月曜日ですが、寒参詣も3分の1を過ぎて、少しお参詣が少なかったように思います。月曜日は、お参詣しにくいのか、寒参詣も後半に入って気がゆるむのか分かりませんが、何とか、心機一転、気合いを入れ直して、一年を無事に過ごすための寒仕込みの寒参詣に挑戦していただきたいと思います。

長男と同じように次男にも「未来少年 コナン」を観せています。無理やり観せているわけではありませんが、自分が大好きだったアニメです。コナンは、小学校3年生の時の担任の先生から観るように勧められました。面白い先生でした。

当時、NHKで放送されていたのですが、夢中になって観ました。少年の純粋さ、少年と海、少年の行動力、たくさんのメッセージをコナンから受け取りました。コナンみたいになりたい、と子どもの頃は思っていました。

一人の人を守る勇気、みんなへの思いやり、そして、愛するもののために、戦い続けるコナン。彼の敵も、いつしか彼に魅せられて変わってゆきます。

子どもたちも、こうしたアニメから何かを学んでくれたらいいな。僕たちの子どもの頃は、スケールの大きいアニメがたくさんあったのに、今はどんなアニメがあって、どんなメッセージがあるのかな。

宇宙戦艦ヤマトや銀河鉄道999、すごいスケールとテーマでした。ガンダムもいいけど、ちょっと違います。「みんなの期待を背負い、危険な旅をしながらも、何とか僕たちが地球を守る、みんなを救わなきゃならない」と、真面目に訴えてくれるアニメでした。そんなアニメに囲まれていた子ども時代は幸せだったのではないかと思います。

子どもたちは、スケール大きく空想を広げて、いい夢を見てもらいたい。いつの間にか、子どもの頃アニメで見た悪者、人数やお金や地位にものを言わせて邪魔ばかりする悪役、意地悪、いじめっ子に、なってしまっているなんて、哀し過ぎます。

子どもに夢を見せたいです。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

お返事が遅くて申し訳ありません。
友人について投稿させて
いただいている者です。

御礼を申し上げるべきはこちらです。
名乗ってもいないような者に、お忙しい
時間を割いてお返事をいただきまして、
本当にありがとうございます。

友人についてですが、
友人の家族は勿論います。
ただ、相談などをするようなことは
ないらしく、私の感じる限り、ご家族の方も
放任されているように思います。
友人が悟られないように周りには平静を
装っていること、部屋に1人でいる時間が
多いために気づかないという要因も大きい
と思いますが、友人が家族に話す気がないと
いうことが問題だと思っています。
一番近いはずの家族にすら話さず、
壁を作っているようです。
ご家族の協力を得ることができれば
いいのですが、本人が話していないものを
私が話すわけにもいきません。
本当は清潤師に話すことすらも本人に
了承を得ていない以上、後ろめたいこと
なのですが、私が嫌われるとしても、
それで友人が救われるならばいいと
思っています。

また、病院についてですが、本人に生きたいという強い気持ちがないために、行く意味が
ないと考えているらしく、したがって
通院したことも、する予定もありません。
以前は睡眠薬をもらおうかと考えていた
ようですが、睡眠薬と聞いた私が自殺をする
ためにもらうのではないかと早合点をして
しまい、難色を示したことがあり、
それ以来私がお願いをしても行こうとは
してくれません。
本当に私はなんという愚か者なのだろうと
反省するばかりです。

最後に、これはご提案なのですが、
これ以上ブログのコメント欄で記事に
触れていないプライベートな話をするのは
こちらも気が引けますので、もしも
差し支えがなければメールで引き続き
ご相談させていただくわけには
まいりませんでしょうか。お忙しい方に
相談を続けたいというのも厚かましい限り
なのですが、ご都合がよろしければ
よろしくお願いいたします。

Seijun Nagamatsu さんのコメント...

ありがとうございます。
仰るとおりです、お友だちの心を開いたり、ご家族にまでお話をすることは、とても大きな壁があり、簡単ではありません。ただ、努力してくださっていることは痛いほど分かります。何とか、その気持ちが伝わればと思います。

先日、同じような症状の方がはじめてお寺に来られました。短い時間でしたが、とにかくお寺に連れてきてくれて、よかったと思っています。それほどまでに重篤な状況ではありませんが、ある問題から気力が湧いてこなくなっている、突然泣き出す、眠れないと言っておられました。その、問題について、少しでも本人からお話を聞けたことが救いだと思っています。また、お寺に来て欲しいと伝えましたが、いい返事はなかった。でも、それでも、いいのです。

万人を救いたい。しかし、万人は救えない。何が大切かといえば、救いたい、支えたい、手助けしたいという努力を惜しまないことで、そういう機会を作り続けるしかありません。御法さまの御力の下、人事を尽くしておはからいを待つ、という姿勢でご奉公させていただきたいと思います。

これも、書いていただいたとおり、私に直接メールをいただければと思います。メールアドレスは、このブログを辿ると分かると思います。妙深寺報にも「24時間受付中」と書いて発表してありますので、いつでもメールしてくださって構いません。このコメント欄も、結びつけてくださったから役に立ちました。あとは、メールでさせていただければと思います。

よろしくお願いいたします。

ありがとうございます。

清潤拝、

ガマゲさんのお参詣

ご弘通は一日にして成らず。もう一つ。3月末、スリランカのガマゲさんが妙深寺にお参詣してくださいました。 2006年、今から18年前にもなりますが、一緒にお助行に巡ったこと、今でも鮮明に記憶に残っている素晴らしい思い出です。コロンボ市内はもちろん、ゴール、カタラガマ、アヌラーダプラ...