新婦の奈穂ちゃんは、子どもの頃から、お祖父ちゃんやお祖母ちゃん、お父さんとお母さん、そして妹の佳世ちゃんと一緒にお寺にお参詣を欠かさなかった。妹思いで、いつも一緒にお参詣されていた。優しくて、真面目で、純粋。そんな奈穂ちゃんだった。
子どもの頃から見ているから、私の中のイメージが幼い頃のままで、今日ウェディングドレスの姿を見て、親のように感慨深く喜んでいた。
愛。何より大切なもの、愛。しかし、佛立仏教徒である私たちは「愛」の上に「信」を置いて、「信愛」を大切にして、素晴らしい家庭を育んでいただきたい。愛は大切に違いない、しかし、お祖師さまは、「信の一字を詮と為す」と仰せであり、「信は道の源、功徳の母」と教えていただいている。家庭の中に、しっかりと「信」を立てていくこと。これが薄れる、これが傷つく、これが弱る時こそ、家庭の一大事。「信」「ご信心」を大切に、幸せな家庭生活を作り上げていただきたい。
二人の間に入って、写真を撮って、大満足。邪魔しちゃったかな(笑)。ありがたい。
本当に、おめでとうございます。
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