今日の御講でも、涙ながらのお話がありました。京都で他寺院の御講の様子をお聞きすると、あまり涙ながらのお話にはならないらしい。妙深寺では毎回のように心に染みる話があり、寺報で紹介したいのでブログでは避けているほどです。とにかく、温かく、真剣で、時には厳しく、というのが本物の御講です。マンネリは禁物。
今日も、お二人とはじめての出会い。ゆかりさんのご主人、そして岡田さんのお友だち。御法門の前に岡田教区長から「えー、今日、お教化になるかどうかは、ご住職のこれからの御法門次第ということで(笑)。では、御法門をお願いします(笑)」って、そんな無茶な(涙)。
でも、そんなムチャクチャな振りが有難い。この無茶振りに応えるために日頃の修行があります。ご信者さんは教務を信頼すればこそ、ムチャ振りするわけですから(汗)。
いつも、なにかお膳立てされた中でばかりご奉公していると、いざという時に使い物にならない。刀も研いでなければ切れなくなりますからね。ああ、ムチャクチャな前振り、ありがとうございますってお礼を言わなきゃ。住職を信ずればこそでしょう(冷汗)。
とにかく、頑張りました。毎回御講は真剣勝負。だからこそ、佛立の命という。
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