昨夜は、約30名の長松寺にご縁のある関西近郊のご信者方が参加されて、ラジ女史とソロモン氏を囲んで語り合いの場が持たれました。知人や友人、今までお寺に来たことのない娘さんたちを誘って参加された方もあり、やはり、こうしたテーマを設けた茶話会が、ご弘通や法灯相続に有効だと感じます。
社会と信心の間、家庭とお寺の間、お助行と御講の間。入り口。血縁や地縁、社縁の深かった昔は、たくさんの機会がとりなしてくれたのだと思いますが、今の時代には、なかなか探さないと機会が見つからない。だから、私たちが、本当に素晴らしい機会を設けたいと思うのです。
それにしても、頭がボーッとしていて、久しぶりのラジ女史の通訳には参りました。早口の英語だから集中力がいります。彼女はインドで生まれて、結婚と共にスリランカに住みました。約30年前のことです。ですから、彼女はシンハラ語は話さない。スリランカで英語を使って生活してきました。今は一年の3分の1をカナダで過ごしています。ま、とにかく彼女の英語は早口で難しい。
しかし、久しぶりに、彼女のご信心に対する思いや、ご弘通にかける思いを聞くことができて、あらためて私も感激しました。
インド出身の自分からみた、本門佛立宗の教えの尊さ、自分の使命、インド哲学、ヒンドゥー、テーラワーダ仏教を学んだ自分は、今後この本門佛立宗の教えや修行の尊さを新しい角度から世界に紹介してゆきたい、と。
そして、何度も言っていました。自分が死を迎えたら、その遺骨を日本に埋葬して欲しいと望んでいる、と。なぜなら、朝夕に、御題目の中で眠り、きっと御題目を信じる家庭に生まれ変わることができるから、と話してくれました。
ありがとう、ラジ。感動しました。
また、長松寺でこうした催しが出来るのは、全て博子さんのおかげ。お手伝いの方々も、横浜からサポートに来たディリーパも、ありがとうございました。
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