出現、発展、存続、崩壊。これを4つに分けたのが「四劫」。世界が成立し、生物が出現する期間を「成劫」とし、その世界が存続し、人がそこに住んでいる期間を「住劫」、世界が崩壊していく期間を「壊劫(えこう)」、その後の空無の期間を「空劫」とする。そして、ある時が来ると、また成劫を迎える。
たくさんの宇宙、世界。時空を超えたパラレルワールドのように。
永遠の流れに浮かぶ一瞬の命たち。無常の娑婆、儚い命の私たちが、「四劫を出たる常住の浄土」が見えます。
人は死ぬ。必ず死ぬ。どんなことをしても150年生きる人はいない。人は老いる。人は病む。そして人は死ぬ。 生ものだから死ねば腐る。だから埋めるか、土に返すか、燃やして灰にするか、動物に与えるか、する。世界には様々な葬送の仕方がある。 仏陀は火葬された。仏陀は分骨された。ガンジス川に...
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