2011年12月17日土曜日

吏絵ちゃんの奇跡

この数年間で、一番嬉しいかもしれません。

当時小学生だった吏絵ちゃん。本山で修行していた清康師から小児性白血病で吏絵ちゃんが戦っていると聞き、お助行が始まりました。それは日本全国、イタリアやスリランカ、ブラジルまで伝わって、全世界でご祈願が始まりました。スリランカでは青年会を中心に吏絵ちゃんのための24時間口唱会が行われました。

同じ病気の同室の子たちがいなくなることを哀しんでいた吏絵ちゃん。まつ毛まで抜けてしまう最も苦しい抗がん剤治療にも耐え、病いは小康状態に。中学校へ入学し、中学校を卒業し、高校に入り、部活に出れるようになり、横浜へもご家族で何度かお参詣してくださり、お祖父さまは長松寺の事務局長になってくださり、そしてこの秋には吏絵が大学に合格したと聞き(涙)。ずっと、身体健全、学業成就とご祈願させていただいてきて、もう感慨無量、本当に、ありがたいと思って。

そして、今週、ついに、最高のお知らせが。

第一回の青少年の一座で、涙ながらにお話してくださったお父さん、お母さん。お母さま、お祖父さまから、素晴らしい知らせをいただきました。

定期的な検診の際、担当の先生から、血液検査の結果が良好で、全て正常、治療から4年半が過ぎて、

「もう心配することはない。お母さん、肩の荷をおろして大丈夫です。」

お母さんの命や心を削るようなご苦労を知っているから、この言葉を、どれほど待ち、どれほど嬉しかったか(涙)。言葉がありません(涙)。

さらに先生は、

「本人には、大学生活を楽しんで、今しか出来ないことをいっばい経験するように」

と言ってくださったそうです。

病院に行く前、吏絵ちゃんとお母さんで本山にお参りされたと聞きました。確かに、吏絵ちゃんは現証のご利益を見せてくれました。本当に、ありがとうございます。

写真は、数年前の吏絵ちゃんと次男坊。妙深寺にお参詣してくれた時に撮りました。今はもう、どんどん綺麗になっていて、焼肉屋さんでアルバイトしているとのこと。何を聞いても嬉しい(涙)。青春を謳歌して欲しいです。

まだまだ、見守ってゆきたいと思います。お助行くださった世界中の方々にご報告したいです。真実ですね。ありがたいですね。

ありがとうございます。

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