2013年8月10日土曜日

精神科

今日は、妙深寺の近くにある精神科の病院まで、診察に行きました。とっても、とってもいい病院、いい先生方で、安心してご信者さまを診ていただくことが出来ます。

今日お連れしたのは、幼い頃から苦労の連続で、精神疾患を長年患ってこられた方でした。両親の離婚、母親に捨てられたという思いを抱え、ご信心の上でも師もなく、苦しんでこられました。

妙深寺では、これまでも増え続ける精神疾患を抱えた方々を迎え入れ、御利益をいただいてきました。信仰と医学はあざなえる縄の如し、という言葉のとおり、一人ひとりの処方箋もコピーして、病院の先生にもお聞きしながら、その人にあった、最適な、悪循環から抜け出すお手伝いをしています。オーダーメイドのライフビルディング。

生活保護を受けておられる地方の方ということもあり、さすがに最初は先生も躊躇されていましたが、すがりついて診ていただきました。私と、彼と、夕方の精神病院。診察室に入り、カウンセリングを聞きながら、彼の人生の不幸を改めて思い返しました。家族構成、小学生の時のこと、中学時代、高校時代、ゆっくりと振り返ってゆきます。幻視、幻聴、思い込み、被害妄想、様々な症状。

今日、本当に先生に診ていただいて、よかったです。ものすごく希望に溢れたお言葉をいただきました。感謝です。

統合失調症、うつ、自律神経失調症、パニック障害、パーソナリティ障害など、様々な精神疾患がありますが、すでにたくさんのご奉公の積み重ね、臨床例、御利益談があります。お医者さまや病院とも連携が出来るようになりました。ありがたいです。

彼と、先生と、私と、夕方のピンク色の空の下で、うれしい時間が過ぎました。

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