2014年5月15日木曜日

ここでしか生まれない


この道、この大平原、そして夕陽。

ひしめく人、鳴り響くクラクションの音。

ブラジルからインドへ

体を左右に揺さぶられながら、道ゆく光景を見てゆく。

誰もが人生の主役に違いない。

誰もが、誰の人生でもなく自分の人生を生きてる。

生存。

生存の理由と存在の価値。

混沌の中で問う命題。

気づこうと、気づくまいと、背負う。

思った。

ここでしか仏教は生まれ得ない。

やっぱり、インドだ。

覚えているかな。

大切なことはいつも、一番あとに気づく。

そうだ。

淡い記憶。

世界中の財宝を積まれても、永遠の時を超える宝物にはかなわない。

それは、時であり、思い出であり、事実、共有したことだ。

ありがとう。

0 件のコメント:

教皇フランシスコの訃報に接し

 2025年4月21日、第266代ローマ教皇・フランシスコの訃報が全世界を駆け巡り、多くの哀悼の言葉が寄せられています。 キリスト者でない者も教皇フランシスコの質素で献身的な生涯には敬意を抱きます。 南北アメリカ大陸から初めてローマ教皇となった彼は、当初から難しい時代と状況に直面...