2014年5月26日月曜日

静かなミュージアムにて

雨の京都。静かなミュージアム。

昨日をもちまして「ハチドリのひとしずく展」を終了させていただきました。

東日本大震災。

被災地から遠く離れた京都ではありますが、延べ2200名ほどの方々にご来館いただくことが出来ました。

昨日も、475名の方々にご来館いただきました。

心から感謝いたします。

そして、この企画展は、やはりボランティアの方々、佛教大学の学生の方々、スタッフ、委員の方々のご協力があってこそ、開催することが出来ました。

昨日も、佛教大学の学生の方々が、最後までボランティアとして参加くださっていて、感激でした。

隔週のような講演会や復興支援イベント、煩雑な支援物品の販売作業など、大変なことが多かったはずです。

それでも、みなさん笑顔でご奉公くださいました。

昨夜、NHKの松丸プロデューサーにも、本当に温かいお言葉をいただき、みなさまの姿勢、重ねてきたことについて、お褒めいただきました。うれしかったですー

本当に、みなさま、ありがとうございました。

ハチドリやキジのようにー。

少しでも、被災地の現実、被災地への支援、とにもかくにも知っていただいて、何らかの行動を起こせる、そうした中継点として、お役に立てたのであれば、存在価値もあり、開催してきた意義も増し、有難いことだと思います。

まだまだ、足りないかもしれませんが、微力ではあるが、無力ではないのだから、続けてゆきたいと思いますし、続いてゆくと信じています。

今日は、ひっそりと静まったミュージアムで、次回企画展「ブラジルと仏教展」の最終の詰めを行っています。

終わりなし。

果てしなし。

妥協なし。

まだまだ全く目立たない、小さな小さなミュージアムのくせに、精一杯ご奉公させていただけば、この世界はよりよく変わってゆくはずだと、本気で信じていますから、ありがたいし、おめでたいです(笑)。

ご奉公って、全部そうだと思います。

御教歌
〝世の中を うらむはおろか かひもなし 苦楽はおのが 報ひ也けり

他人のせいにしても仕方ない。

世の中を恨んだって、仕方ない。

自然災害も増え続けてゆくし、考えられない事件や事故もあります。

来年は世界大戦の終結から70年の節目を迎えるというのに、一触即発とも思える危険な兆候が見て取れます。

本当に、恐ろしいです

でも、後になって嘆きたくはない。

〝自業自得〟と言われる前に、出来ることをしなければ。

そういう意味で、日々のご信心も、日々の菩薩行も、こうして京都佛立ミュージアムという場所をいただいて、ご奉公させていただくことも、有難いこと、意味あること、意義あることだと思います。

世界はよりよく変わる。

本気でそう信じること。

ハチドリみたいに小さいミュージアムですが。

とにかく今日は没頭しますー。

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今年もいよいよ大詰めですー

いよいよ「今年最後」のご奉公が続き、「よいお年を」というご挨拶をさせていただくようになりました。 今年最後の教区御講を終えた日曜日の夕方、横浜ランドマークタワーのスタジオで白井貴子さんをゲストにお迎えしてラジオの収録を行いました。ずっと聴いていたいほど大切なお話が盛りだくさん。 ...