仏陀が覚りを開かれたのがブッダガヤだとしたら、最初に御法門を説かれた場所は、ここ、サールナート。
だから、お教化のご奉公、教化折伏のご奉公は、この場所から始まりました。
〝その後、この地での御法門を最初として、八万四千回もの御法門を説かれたのだから、大変なことです。私たちが、そうさせていただこうと思ったら、どれほどのご奉公が必要でしょうか〟
3年前と同じように、一座の法要を勤めさせていただいた後、コレイア師がお話をしてくれました。
そのとおりです。
無限に続くご奉公。
どう説いても、どう向き合っても、どの角度から伝えても、なかなか伝わらない、救われない、分からない、治らない、進めない。
だからこそ、仏陀は、説き続けられた。
僕たちも、同じです。
説いていかねば。
常説法教化。
仏陀を表すあの法輪は、常に法を説いて人びとを教化するという意味なのだから。
まして、上行所伝の御題目さまが、あるのだから。
謗法と、罪障に、負けないように。
いつも言っているように、人は、苦しい顔をして悪所に堕ちていかない。
笑いながら、誇らしげに、楽しそうに、堕ちてゆくものです。
苦しんでいる人の方が、救われる確率が高いものだから。
明日は、4時に起きて、ガンジス川に向かいます。
花のレリーフのように、いつまでも変わらぬ美しさを身につけられるといい。
昨日、ご一緒している元校長先生から、教えていただきました。
生徒たちに伝えてきたこと。
〝お金持ちにならなくてもいい。偉くならなくてもいい。幸せになりなさい。〟
ほんとうに、そのとおりですね。
ありがたいです。
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