あっという間に1月6日となり、今日から寒参詣が始まりました。
行くのも、行かないのも、それぞれの思い一つ。
行かなくても時は過ぎてゆきます。
しかし、それではもったいない。
この機会にリセットできることがたくさんあります。
一年の計は寒参詣にあり。
心を奮い立たせて、朝一番、あるいは会社や学校の帰りでも、この年頭の1ヶ月は寒参詣に励んでみましょう。
元旦は横浜、2日は東京、3日は長野、4日は京都。
昨日5日はどうしてもお会いしたくて、京都大学病院へお見舞いに行かせていただきました。
父を、思い出しました。
現証の御利益がいただけますように、朝に夕に、ご祈願させていただきます。
元旦に報道されたローマ法王についての記事。
裸足で立つ少年の姿が、様々なところで取り上げられているようです。
私も多くの方々からメールやメッセージをいただきました。
お正月から北朝鮮の指導者が「核のボタンは私の執務室の机に常に置かれている」と言い、これに応えて米国の大統領が「私のは大きくてもっとパワフル」とやり返す世界。
亡くなった弟を背負い、唇を噛みしめ、血をにじませ、直立不動で真っ直ぐに前を向く少年の写真を、こうした指導者の執務室に掲げたい。
確かに、今朝メールで教えてくださった「天声人語」と同じ願いを抱きます。
京都佛立ミュージアム「トランクの中の日本 ~戦争、平和、そして仏教」の図録は下記ホームページからもご注文いただけます。
https://hbs.onlinestores.jp/category/select/pid/8767
僕たちは商売でやっているわけではないので、これを機会に便乗するつもりは毛頭ありませんが、読んでいただけば少年を撮影したジョー・オダネル氏の気持ちや、戦争と平和をどのように考えるべきか、仏教は何を伝えようとしているか、新しい発見があると思います。
本当に、本当に、ありがたいです。
小さな小さな動きでも、何か伝わってゆくことを感じます。
「天声人語」にはオダネル氏の奥さま、坂井貴美子さまの言葉が載っていました。
大原先生、貴美子奥さまのご協力をいただいて、京都佛立ミュージアムの企画展が成立しました。
ローマ法王に送ったのは、実は10年前の古い古い「トランクの中の日本」でした。
京都佛立ミュージアムのチラシと、珍しく青い帯の古い本。
もちろん、原水禁や長崎の教会関係者など、ローマ法王はいろいろなところからこの少年の写真について聞いていたと思いますが、もし、今回の動きのきっかけに、私たちの小さな活動があったとしたら、ありがたいです。
平和を求める動きは、宗教や宗派を超えてすべきもの。その大きな意義を感じます。
とにかく、今年も精一杯がんばります、がんばりましょう。
一昨日から清翔師と清朋師がインドへ、今朝から清嵐師がスリランカへ。
清翔と清朋は無事にデリーまで到着しました。
いま、妙深寺のお教務さんは6名が海外でご奉公しています。
世界恒久平和のために、国内はもちろんのこと、海外でも可能性を追求して、精進してまいります。
ありがとうございます。
0 件のコメント:
コメントを投稿