来る2月3日(土)14時から、明治維新150年を記念した特別資料の公開と講演を予定しております。
この度、高知県立歴史民俗資料館から「長岡謙吉の書状」等をお借りすることが出来ました。
歴史的な本である「坂本龍馬全集」に掲載されていたものの、これまで全く注目されていなかった長岡謙吉の書状の実物で御座います。
近年、歴史修正主義というか、幕末史にも様々な解釈が為されてきました。
新しい史実の発見や研究によるものであればいいのですが、明らかに偏った資料の取り上げ方や拡大解釈によるものも多く残念です。
京都佛立ミュージアムでは、これまでも海援隊文司で第二代隊長ともなった「長岡謙吉」の存在に注目してきました。
「大政奉還150年」を掲げて二条城を改修し、大いに盛り上がった京都で、海援隊の長岡謙吉が伯父2人に対して「内密にご覧いただきたい」と記しつつ、「この度大政奉還の建白書二通を草案し、ついに将軍が政権を朝廷に帰還するに至ったことは思いもかけなかったことです。」と告白している事実をご紹介したい。
坂本龍馬率いる海援隊が大政奉還を牽引していたことは間違いない事実であり、当然ながらその奥にさらなる思想や計画があったのてす。
「大政奉還150年」の原点を見落として欲しくないと思います。
『坂本龍馬大鑑』を刊行された小美濃清明先生にもご講演いただきます。
是非、2月の京都佛立ミュージアム・テラコヤスコラへお越しください!
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