2018年11月6日火曜日

長松を未だ知らざるは良匠の誤り














昨日は会議の一日。大切な内容が続きました。


日曜日の夜、麩屋町のお総講には升本さんがお参詣くださいました。


2年前の11月、ネパールに一緒に行ってくださった升本さん。


あの時、進行性の膵臓がんと診断されていました。大変な決意でネパールに行ってくださったのです。


あれから2年。大変な現証の御利益をいただかれて、今日まで過ごしてこられました。


今年に入ってからさすがに体調を崩されていましたが、4日の夜は万難を排して長松寺までお参詣くださいました。


「思い定め」や「今生人界の思い出」と言いますが、覚悟をもって命に臨む姿はお手本です。


ヒマラヤの麓で撮影した笑顔の写真が忘れられません。


昨夜は抗がん剤の影響で眉毛まで抜けていると言っておられましたが、「身体は病気になっても、心は病気にしない」という言葉どおり本当にお元気でした。


本当に、ありがたいです。


そのまま、見慣れない女性がお参りしていたので声をかけました。


ニューヨークからきたパフォーミングアーチストのDr. Wang(メイ・ヤン)さん。


大好きな2度目の京都、自転車で麩屋町通を走っていて、お拍子木の音、お看経の声に誘われて、そのまま中に入ってきたのだそうです。


最前列で御法門を聴聞しているから、てっきり関西近郊のご信者さんだと思っていました。


台湾出身で、現在はニューヨークで活動しているとのこと。


ご宝前の荘厳さ、御題目のバイブレーションに心から感激してくださっていました。


学生師も加わってくださり、彼女のためにみんなで御題目の口唱セッションをさせていただきました。


いろいろな出会いが、ありがたいです。


今朝は8時半から準備して、9時からブラジルとのウェブ会議を行います。


そう、京都佛立ミュージアムのエントランスが、またまた美しくなりましたー。


もはや、アートとしか言いようがないです。この松、見てください!この高さ、この枝ぶり!


この限られたスペースに、この松が入ってしまうのだから、すごい!まさに「長松」みたい(汗)。


「澗底の長松を未だ知らざるは良匠の誤り、闇中の錦衣を未だ見ざるは愚人の失なり。」日蓮聖人・十一通御書


現代語「谷の底の見事な松を知らずにいるのは良匠の誤りです。闇の中の錦の衣を見ずにいるの愚かな者の失と言えるでしょう。」


造園家の北澤真さん、昨日は大御所も来てくださり、この「鳴滝」ステージを見事に作ってくださいました。


北澤造園、おそるべし!!!!本当に、ありがとうございます!


今日はここで来年お正月用の撮影がありますので、本当に素晴らしいですー。


今日も、大切なご奉公、会議が目白押しです。


ありがとうございます。

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