2018年11月12日月曜日

台湾の日本人物故者慰霊祭
































第57回 平成30年度台湾北部地区・中部地区 日本人物故者慰霊祭を、それぞれ午前と午後に奉修させていただきました。


午前9時から第一殯儀館の大ホールに御本尊を奉安させていただき、台湾北部地区日本人慰霊祭が営まれました。


日本台湾交流協会台北事務所・沼田幹夫代表の祭文、台湾日本人会・安東徳幸理事長の祭文、一般財団法人 台湾協会・森田高光理事長の追悼の辞を頂戴し、厳かに、真心のこもった法要となりました。


特に、台北日本人学校の先生や生徒の皆さまも参列・お焼香くださり、とても有難いことでした。


台湾で語られる「リップン・チェンシン(日本精神)」と、ブラジルの「ジャポネス・ガランチード」が重なりました。


微動だにせず、真剣に法要に参列していた子供達。とても頼もしく感じました。


そのまま台北駅へ。新幹線に乗って台中駅に移動。台中駅からタクシーで寶覚禅寺に到着。


この寶覚禅寺は、終戦後に行われた遺骨収集で、日本人の遺骨安置所となった寺院。難しい時代に日本人墓地からもご遺骨を移送して合葬されたそうです。


北部地区と同じく、澤田御導師のご唱導をいただき、清水御導師、指田神奈川布教区長、倉持静岡布教区長のご出座、日本からの参詣者の皆さま、現地の日本人会の方々、日本から台湾協会の皆さまの参列のもと、台湾中部地区日本人慰霊祭が営まれました。


当初、この法要は現地台湾の僧侶にお願いされていたそうですが、遺骨収集ご奉公からの御縁で本門佛立宗が法要をさせていただくようになりました。


以来、約半世紀が経とうとしています。大変な歴史、尊いご奉公が積み重ねられてきました。


日本台湾交流協会、日本人会、工商会、台湾協会などが、心を一つに法要に臨んでおられ、本当に感激いたしました。


いま、また新幹線で高雄(左營駅)まで移動いたしました。


明日は日本人会高雄事務所へ伺い、明後日は9時半から鳥松地區納骨堂にて台湾南部地区日本人慰霊法要を奉修させていただきます。


台湾の平野に沈む夕陽が綺麗でした。


ありがとうございます。

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