2018年11月7日水曜日

キャパオーバー
















本当に、自分のキャパシティをオーバーしているのかな、と思いました(涙)。


久しぶりに。


ブラジルの出張報告は無事に終了しましたが、次から次へと課題が見つかり果ても見えません(汗)。


京都佛立ミュージアムの次回展示も迫っているのです。


明日は横浜で教区御講が3席、明後日からは台湾のご奉公です。


とても嬉しいことは、4日に初めて長松寺へお参りしてくれたニューヨークのメイ・ヤンさんが、あれから2日連続で毎朝長松寺にお参りしてくれていることです。


そして、御題目をお唱えしながら、泣いておられるのです。あまりにも荘厳な空間で、御題目の声、バイブレーションが、心深くまで届き、感動して仕方がないと言っておられました。


今朝は8時半に長松寺を出なければならなかったのでゆっくりお話を聞けませんでしたが、本当に素晴らしいこと。


2日間、本山にもお参りさせていただきました。


本堂で御題目をお唱えさせていただくと、目が覚めるというか、耳が開くというか、なにか眠っていた感覚が働き出します。


たとえば昨日の朝は、本山の本堂から外に出て、ふと目にした天水桶の水の波紋が、美しく感じて、美しく感じて仕方がなくなりました。


御題目を唱えると、こういうことが起きるということをお伝えしたいな。


麻痺していた感覚器官、特に麻痺させていた心の大切な部分が、御題目によって少しだけ正常に戻していただける。


きっと子どもたちは持っている感覚。


だって学校の帰り道は夕焼けもキラキラ輝いて、たくさんの発見をしながら歩いていたように思いますし。


今の自分は余裕がなくなっていて、きっと頭の中もいっぱいで、ギスギスしてる。やりくりがつかない、身動きできない。次から次へと行く中で、大切な人や物を置きざりにしてる。


ダメですよね、それでは。


でも、私だけではなく、勉強やお仕事や家事に終われている多くの皆さんも、同じようなことがあると思います。


そんな時、こうして本堂にお参りして、ご宝前に向かって一心に御題目をお唱えする。


そうしたら、戻ってくるんです、心が。


もちろん、まだまだお看経、御題目を唱える時間が足りないから、少ししか戻ってこない、少ししたらまたギスギス、ガタガタ、イライラ、となってしまうのですが、重ねてゆくこと、続けてゆくことが大事。


昨日の朝は本山でハッキリとこのことを実感しました。


美しい波紋。


あまりにステキだったから、ビデオに撮りました。見てくださいー。


なんてことないユラユラですよね。なんてことないポチャンですよね。


でも、これが「あぁ、なんて美しいんだろう。」と思える、気付けるのが、ご信心なんです。生きた仏教のメソッド(修行)とメリット(現証の御利益)なんです。


南無妙法蓮華経ー。


今日も本庁と本山とミュージアムを行ったりきたり。


そんな中、美しい瞬間に癒され、満たされて、今はようやく新幹線です。

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