すでに1月も8日の朝。
お仕事始め、取引先へのご挨拶廻り、学校の始業式、七草がゆも過ぎてしまったかと存じますが、なお新春のお慶びを申し上げ、重ねて本年中のご厚情をお願い申し上げます。
今日から本年初の教区御講が始まります。
1月は寒参詣中の熊本長薫寺へご挨拶に上がる予定で、今から胸が熱くなります。
月末にはネパールへ出張いたします。国際弘通の責任ある推進のために。
2月にはニュージーランドも控えています。
あれよあれよと走り回っている間に、3月1日を迎えそうです。
どうしても「幸若舞」の「敦盛」の一節が頭に浮かぶこの頃です。
「思へばこの世は常の住み家にあらず
草葉に置く白露、水に宿る月よりなほあやし
金谷に花を詠じ、栄花は先立つて無常の風に誘はるる
南楼の月を弄ぶ輩も、月に先立つて有為の雲にかくれり
人間五十年、化天のうちを比ぶれば、夢幻の如くなり
ひとたび生を享け、滅せぬもののあるべきか
これを菩提の種と思ひ定めざらんは、口惜しかりき次第ぞ」
人生100年時代だとしても、深い歌詞です。
これは敦盛を討ち取った熊谷直実が出家する場面の歌です。
信長が好んで歌い、舞ったと言われています。
無常をかみしめて、だからこそ一日一日大切に、やることをやらなきゃいけません。
おはようございます。
南無妙法蓮華経ー。
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