6年間、厳しい苦行に身を投じていた仏陀は、これでは覚りに至らないと苦行を止め、憔悴した身体のままネーランジャー川(尼連禅河)の畔まで沐浴しに来られたといいます。
スジャータは、苦行で身をやつした仏陀に乳がゆ(P y sa)をご供養しました。このお話はスッタニパータなど多くの仏典に寄せられていますから、ほぼ、こうした出来事があったのだと想像することが出来ますね。
仏陀は、スジャータの乳がゆをいただき体力を回復されて対岸の菩提樹の下に赴かれました。
当時のネーランジャー河は豊かな水をたたえていたかもしれません。私たちは、干上がった川床を歩いて、
対岸に渡りました。
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