今日もラージギルに向かい、村の学校で子どもたちとセッションを行います。
今回のインドへのご奉公。このスケジュールしか取れませんでした。明日は妙深寺の月始総講で、妙清師の御一周忌を勤めさせていただこうとしていました。妙清のご遷化から、もう一年なのです。あっという間です。
しかし、6月1日を控えてインドへのご奉公を進めてゆくことが大きなテーマになっていますから、ここでタイミングを失することは出来ません。
昨年、妙清師がご遷化される直前、やはり海外のご奉公でした。妙清師にご挨拶すると、気をつけて、頑張って行ってくるようにと送り出してくださいました。そして、帰国するのを指折り数えて、待っていてくださった。一度は息を引き取る直前まで行き、みんなの御題目で息を吹き返したのですから、最後に「妙とは蘇生の義」を教えてくださった。
さすが、海外弘通の先駆者である日博上人のお弟子さまでした。私の帰国から数日後、周りの者に今生最後の挨拶の機会を与え、様々に指南してご遷化されました。妙清師がいなくなり、その存在の大きさに、今さらながら気づかされているけれど、残されたもので頑張っていくしかない。そう思っています。
今回、明日の月始総講と妙清師の御一周忌に私は日本におりませんが、霊鷲山でご奉公、ご回向させていただきたいと思います。
妙深寺のみなさま、日本でのご奉公、よろしくお願いいたします。
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