2013年4月30日火曜日

佛立イズム

3日間、晴天の下、盛大に、門祖日隆聖人550回御遠諱 記念大法要が奉修されました。今日の京都は雨でした。記念大法要の直前、25日、26日まで雨だったのですから、本当にこの3日間だけ、晴天というご褒美をくださったのですね。ありがたいことでした。

記念写真にも、真っ黒に日焼けした方々が映っています。京都駅の南側に設置された大型バスの待機場所。そちらでご奉公された方々は、本山とも、佛立会館とも、遠く離れてのご奉公。本堂内で行われた法要も、全く観ることが出来なかったのではないかと思います。本当に、大変なご奉公でした。ご奉公いただいた方々は、様々な地域、様々な寺院から集まってくださいました。御礼のお看経後、総本部長や奉修本部長が仰せになっておられましたが、いはば寄り合い所帯にもかかわらず、こうしたご奉公でピタッと一致結束できるのは、これこそご信心のお陰でした(涙)。

本当に、巨大な、長期間のご奉公が、無事に円成できたのですね。

遠方からお参詣くださった方々がたくさんおられます。その大勢のお参詣の方々を受け入れるために、また大勢のご奉公者の方々が、昼夜を分かたず、汗だくになってご奉公されています。だからこそ、あとは、中身、内容だと、痛感していました。

左の耳にインカム、右の耳にUstreamの受けの音声、前にテロップを出すノートパソコン、その奥にミキサー。ノートパソコンの画面にはUstreamとFacebookを開き、出来る限り各座の中継についてご披露し、パスワードなどのお問い合わせにもオンタイムで対応。3日間16座、常に張り詰めた緊張状態の中だったので、2日目の3座で胃が爆発しそうになり、デスクの前に卒倒しそうになりました。ハードなスケジュールやご奉公には慣れているはず。あんな風になったことはありません。これが、記念大法要の重さなのだと思いました。

ここで倒れてはならない。何度もそう思い返して、周りの、頼もしい方々に支えられ、楽しく、うれしく、ご奉公が出来ました。

トラブルのありませんように、「この記念大法要にお参詣して、よかった」と言っていただけるように、精一杯のご奉公をさせていただきました(涙)。佛立らしさ、開導聖人らしさを、感じていただけるように、シンプルな中に、限られた数分に、全世界で展開されたこの数ヶ年間のご奉公、その思いをギュッと詰め込みました。

シンプルな法要という御題をいただき、何よりもお看経、御法門を主軸に内容が積み上げられてゆきました。そして、新発意の前座御法門、信行体験談、特別表彰。門祖聖人への讃仰歌「此の君の」、フィナーレは「衆人は」の斉唱。法要後のBGMはポルトガル語に翻訳されブラジルHBSで歌われている「衆人は」。ギュッと、ギュッと、詰め込んで。

オープニングの映像、エンディングの映像は、右肩下がりが当たり前、右肩が上がっても危うさばかり感じる、厳しく、険しい時代、宗門、各寺院のご奉公や、門祖550のご奉公中に発生した東日本大震災を思い返し、振り返りながら制作させていただきました。

心に、魂に、伝わりますように。お看経や、御法門が、深く、もっと深く心に染み入るように、550から200へ切り替わるご奉公を、何としても、上手に、本当の意味で、ご信者の方々と一緒に、平成29年に向かえますようにと、本堂内で見聞きする最初から最後まで、細心の練り上げが出来ました。準備不足も、説明不足もありましたし、だからこそ、本当に、緊張していたのですね。

佛立ですから。この佛立ならではの「イズム」「アイデンティティ」が大切だと思うのです。巨大な既成宗教や新興宗教のマネをする必要もない。やたらお金を使うのでもなく、背伸びする必要もない。ただ、ご信心を発露して、工夫をこらして、トンチとパンチ、フィクションではなくドキュメントで勝負するのが、「佛立」であるべきだと思います。

「佛立イズム」は、世界一かっこいいです。とにかく、今は、無事に、終わって、よかったです(涙)。

そして、とっても、勉強になりました。16座、モニターを観ていて感じたこと、学んだことが、山のようにあります。特に、前座の御法門から感じたことがありました。

前座の御法門は、16座、英語で説かれた良潤師の御法門以外、全く同じ原稿で説かれました。時間やテロップのこともあってそうなったのですが、第3日目第5座、最終座で説かれた柏師の御法門では、止めどなく涙が溢れ出ました。

門祖550の報恩ご奉公で出家した御講師方に、新発意の初めての御法門と同じように説いていただきました。御法さまに「教務員増加」を誓願し、その誓願ご奉公の中で誕生した御講師です。ご自坊を護る全国のご信者方も、何とか教務さんが誕生するようにと、努力いただいたと思います。だからこそ、このご奉公で誕生した御講師の尊い姿をご覧いただいて、随喜していただきたいと願っていました。

柏師は、乗泉寺でご修行され、現在は本山で修行し、佛立教育専門学校に通われています。さすが乗泉寺の厳しい伝統として、血管が切れるほどの声をふりしぼり、御教歌、御法門を、拝見します。私もそう教わりましたし、乗泉寺の末寺である妙深寺で得度する者も、そう教わっています。

柏師の前座御法門は、まさに最終座にふさわしい、それこそ見事に「佛立」らしい御法門を頂戴できたと思います。もう、ただひたすら、声を張り上げて、御教歌に、御法門に、仏祖のみ教えに、「お縋りする」という、全くもって、私たちが簡単に使う「素直」「正直」ということを、改めて教えていただいた御法門でした。

御法門の内容は、全部同じなのです。でも、本当に、一人ひとり、違いました。「御法門を説く」というご奉公をさせていただくのが教務ですから、何よりも、この点に、新たな気づきをいただくのです。

原稿を読み上げるだけでも、ご信心の全てが出る。御法門は、規定のことを説けばいいというものではない。テクニックではない。ロジックだけでもない。信心なのです。「仏は教えを説かれたのではない。信心を説かれたのだ。」ということを、忘れてはならないのです。

御法門は、本当に尊い。何であれ、有難く頂戴します。御法門に、いいも悪いもありませんし、考えてはいけない。新発意の説かれた御法門は、どなたも尊かった。その中で、特に、柏師の御法門から、学ばせていただいたのでした。

開導聖人は、そういう新発意の、必死さ、真っ直ぐさ、情熱、全部が、大好きだと思います。逆は、どんなに賢くても、大嫌いのはずです。開導聖人は、あの姿を見て、大喜びになられたのではないかしら。新発意は、この御題目に、み教えに、お縋りしている姿を見せねばならぬのです。自分の才覚は、頼らないのです。慧解、一分もなし。ただ、ひたすら、御法への、ご宝前への、開導聖人へのお敬いを表して、徳や経験に代えるのです。

柏師は、その大声に驚く聴衆を一顧もせず、御法門を説き切りました。私は、最初の御教歌の冒頭から、泣いていました。乗泉寺の伝統、若い御講師方に伝える偉大さも感じました。

私も、初御法門のように必死の拝誦をし直そうということではありませんが、初心に返って改良します。

こういうことを、考えていたら、素晴らしいメッセージをいただきました。その方は、いま、妙深寺の寺報を読み返してくださっています。それは、私が今から約10年前、2004年10月の寺報に書いた巻頭言です。わざわざ、文字にして、伝えてくださいました。

ずっと、同じことを思っていたので、驚きました。こんなことを、思い続けているのだなー、もう文字にしていたのだなー、と思って、嬉しくなり、自分の書いた文章ですが、また改良し、また精進しようと思いました。メッセージ、ありがとうございました。

下記が、その文章です。

◆◆◆◆◆

私たちは、たった一人の方のお心に近づきたいと思っている筈です。それが「御仏」です。御仏が何に喜ばれ、何を悲しまれ、何を憂い、何を楽しみとされるかを知って、感じ方も考え方も違う者同士が、一人のお心を目指して修行を重ねていくのです。

ですから、本門佛立宗の信仰者にとっては、信仰の期間よりも、その人の「感じ方」や「考え方」がどれだけ変化してきたかということが重要です。

人は、言葉や理論によって影響を受けますが、何より心に響き、自分の感性や考え方に変化を与えてくれるのは、人との出逢いです。その「人との出逢い」とは、その人の発する言葉や理屈ではなく、その人の「生き様」だと思います。

「何故この人は、こういう生き方が出来るようになったのだろう」という問いから、「私にも出来るだろうか」「私も彼のようになりたい」「彼のように生きたい」と思うようになります。

御仏が「法は人に依て弘まる」と説かれているのは、佛立信仰によって目覚めた者たちが「生き様」を示すことなのだと思います。

◆◆◆◆◆

記念大法要が、終わりました。京都佛立ミュージアムのご奉公は続きますが、内局での私のご奉公が終わりました。主事として、弘通局、特に海外部のご奉公をさせていただきましたが、それも昨年10月に終了し、期をまたいだこの記念大法要のご奉公だけが残っておりました。本当に、ホッと胸を撫で下ろしています。

これから、自分の生きる指標や目標、「仏教ルネサンス」のために、しっかり、がっつり、ご奉公して参ります。一緒にご奉公いただいている皆さま、今しばらくお付き合いください。

本当に、ありがとうございました。

京都新聞と静岡の蓮永寺

京都新聞さまが、急きょ取材に来てくれるというので、予定にはなかったのだけど、10時半に京都佛立ミュージアムまで行って、お昼前に京都を出ました。

今回は、静岡の蓮永寺に「坂本龍馬と仏教展」のためにお借りした勝海舟や山岡鉄舟、高橋泥舟の御題目の御軸をお返しに行きました。今日しか、なかったのです。御軸が六つになったので、車でと思っていましたから。

16持ごろ、お祖師さまの六老僧のお一人・日持上人が開かれた古刹・蓮永寺さまに到着しました。境内の木々がその700年に及ぶ歴史の重みを教えてくれました。

わざわざ御住職にお出ましいただいて、御礼申しあげることが出来ました。知名度も実績もないミュージアムが行った龍馬展。その目玉の展示となったのですから、本当に貴重で、有難いです。インチキ館長ですが、何としても私がお持ちして、御礼をお伝えしなければならないと思っていました。そのようにさせていただくことが出来て、よかったです。

京都新聞さまも、龍馬展から定期的に取材して、紙面に佛立ミュージアムのことを掲載してくださるようになりました。その流れで、今回の「日隆展」も取材に来てくださったのだそうです。次回も、そのまた次も、企画中の手づくり市も取材してくださるそうですー。有難いっ!

ミュージアムに行くと、後片付けをしてくださっている方々がたくさんおられました。私たちも少しご奉公できました。今日、現薫師と淳鷲師は次回の企画展のために佛教大学まで取材に行ってくれています。ご奉公は、続きます。みんな、ありがとうございます。

キメラの、赤とピンク色のツツジ。綺麗だったなー。

あと少しで、妙深寺に着きます。久しぶりに、息子たちと会えますー。

2013年4月29日月曜日

ありがとうございました。

まずは、ご奉公者みんなの記念写真。御礼のお看経の後、撮ってくださいました。

無事にご奉公させていただくことが出来ました。有難いです。

ありがとうございました。

アメリカ、オーストラリアと

いよいよ、クライマックスが近づいています。11時からの門祖日隆聖人550回御遠諱 記念大法要の第3座は、佛立第25世講有 山内日開上人にご唱導いただき、米国教区、オーストラリア教区と結んだ海外中継の座となります。4座はハワイ別院と結びます。

ほとんど本堂内左側に設置した小さなブースの中におりますが、モニターに映るご信者さま方のお姿に感激します。知っている方にはほとんどお会い出来ないのですが、モニターでご挨拶しています。

同時中継ですが、全てに英語テロップを入れてゆきます。全てライブです。

どうか、よろしくお願いいたします。

http://www.ustream.tv/channel/宥清寺中継

写真は、昨日妙深寺のみんなと奇跡的なタイミングで撮れた一枚。不思議です。

始まります。

最終日

最終日です。

2013年4月28日日曜日

アイマスク

第2日目のご奉公が無事に終わりました。残すところ明日の5座です。

参詣部の皆さま、境内の中や外で、本当に遅くまでご奉公されていて、ただただ頭が下がりました。

とにかく、気を抜かずに、明日も精一杯頑張ります。

いよいよ、インターナショナルの記念大法要へ

いよいよ、第2日目の最終座となります。

17時半よりパスワードを解除いたします。

教区としてはイタリア教区の方々に観ていただくことになっていますが、一人でも多くの皆さまに、インターネットを通じて、大本山 京都 宥清寺に於ける「門祖日隆聖人550回御遠諱 記念大法要」に、参加、参詣いただきたいと思います。

六座目では司会の方にも英語を話していただきます。我らがマドゥシャーン・ディリーパ・良潤師が英語で前座御法門を行います。そして、体験談はスリランカのメンバーのビデオを放映します。福岡御導師の御法門も英語でお説きくださいます。700年を超える大本山 宥清寺の歴史の中で、英語で御法門が説かれるのは史上初のことと思います。

本門佛立宗として、史上初の世界同時中継の記念大法要ですし、英語での御法門も史上初なのですー。

妙深寺も、この第6座にお参詣くださいます。時差を考慮して18時からの奉修となりました。日帰りの方々はご帰宅が深夜になります(涙)。この座へのお参詣の寺院、ご信者の皆さま、本当に、ありがとうございます。

英語だけだと内容が分からず、本堂にお参詣の日本人の方々に申し訳ありません。精一杯、日本語のテロップや通訳を入れて奉修させていただきます。それでも、やはり「分かりにくいー」とガッカリされる方がおられるかもしれません。どうか、ご容赦いただきたいと思います。そして、史上初ということと、これほどまでに本門佛立宗が国際化しているという尊さを感じていただければ有難いです。

どうか、よろしくお願いいたします。

http://www.ustream.tv/channel/宥清寺中継

2013年4月27日土曜日

第一日目、終了ー(涙)

門祖日隆聖人550御遠諱 記念大法要 第一日目の奉修が終了いたしました。

7時開始の第1座から15時開始の第5座まで、晴天の下で盛大に奉修されました。何よりも、全国からお参詣の皆さまの喜びのお顔が、有難かったです。

そして、中継も、大きなトラブルなく、第一日目のご奉公を完了することが出来ました。さすが、プロが揃ってくれました(涙)。忙しいのに−。単なる「外注」ではなく、全員ご信心をされている方々ですから、本当にすごいことです。今回、この記念大法要のために5日間も京都に出仕してくださいました。本当に、本当に、ありがとうございます。

「この功徳を、普く一切に及ぼし」

「一天四海 皆帰妙法」

「広宣流布」

この功徳を、広く、伝えることだけが、天下の乱れを整え、人々が抱える苦悩を取り除く道と、お祖師さまも、門祖日隆聖人も、開導聖人も、お示しになられました。

ですから、ただ、伝えるという一点、伝える、伝えたい、と、そういう気持ちでご奉公くださっています。ありがたいです。

ライブ中継はUstreamでの放映です。世界各地でご試聴いただいている方々がいます。リオ・デジャネイロの吉川ご住職からも、

「第一座たいへん良かったです。映像も音声もOKでした。」

というメッセージをいただき、感激でした。

佛立会館には専門知識のある方々にトラブルの対応デスクとしてご奉公いただいています。

お問い合わせの中で最も多かったのは宗門公式ホームページにある「550」のリンク先がライブ中継に行かないということでした。リンク先が間違っており、過去の映像のページに行ってしまうようです。

この修正はすぐできないそうで、「おしらせページ(http://www.honmon-butsuryushu.or.jp/news/2013/04/post-9.html)」にリンク先を掲載してくれました。

再度、直接リンクするURLを掲載します。

http://www.ustream.tv/channel/宥清寺中継

http://goo.gl/NyWGv

中も、外も、表も、裏側や、遠くで、ご奉公いただいている方々も、すべてのご奉公の部署が、大過なく、無事にご奉公成就いたしますように。

明日は英語とポルトガル語、台湾語などのテロップが入ります。まだ、200枚分くらいのテロップ化が終わっていないので、手分けしてそれをしないと。また、そのテロップ入れの作業も、無事に終了いたしますように。青地先生にも、大感謝です。

不思議。なぜか、涙がたくさん出ました。第五座の御法門でも、なぜかポロポロ。

さー、あと11座です。

再起動

現在Ustream中継にトラブルがあり、再起動しています。

登光師たちが頑張って作ってくれた記念写真コーナー、大人気です。

門祖日隆聖人550回御遠諱記念大法要 Ustream中継

第二座が始まっております。

http://www.ustream.tv/channel/10927331

大変申し訳ありませんが、パスワードがあり、各寺院やパスワードを御住職からお伝えいただいた方のみのご視聴になります。

2013年4月26日金曜日

前夜

いよいよ明日です。5時に本庁、5時半に本山。それぞれの部署でたくさんの方々がご奉公くださっています。

Ustreamのテスト中継は終了しました。明日の本番に備えます。

長い長い夜です。

2013年4月25日木曜日

門祖日隆聖人550回御遠諱のインターネット中継に関して



 門祖日隆聖人550回御遠諱のインターネット中継に関しまして、各寺院の担当者さまへメールにてご連絡しています。まだ、返信やお問い合わせがないため、中継までにテストが出来るか心配です。この後、ファックスも送信するつもりですが、全寺院となると4時間かかるそうですので、このブログにも情報を掲載しようと思います(パスワード以外)。

 よろしくお願いいたします。

平成25425
ご担当者さま各位、

ありがとうございます。
日々ご弘通ご奉公の段、随喜申し上げます。

いよいよ今週末に迫って参りました門祖日隆聖人550回御遠諱記念大法要の映像配信につきましてファックスを送信させていただきます。昨日、各寺院のパソコン設置や映像配信のために、担当者さま宛てにメールにて下記文章を送信させていただきました。本日、重ねてファックスにてほぼ同じ内容を送信させていただきます。

どうか、当日トラブルなく 映像と音声が受信できますように、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

記念大法要の中継は27日 の第一座(午前7時開始)から配信を開始いたしますが、本日準備ご奉公が整い、すでに本山宥清寺の本堂の模様を中継しております。この期間に、下記のURLからUstreamへアクセスしていただき、パスワードを入力して映像が受信できるかご確認ください。

また、今回の記念大法要に併せてスタートした菩薩行のナビゲーションやサポートを行うためのウェブサイト「BOSANAVI」のトップページからもリンクできるようになっております。

途中、カメラやマイクの移動やセッティングで途切れることがあるかもしれませんが、26日の夜半まで映像配信のテストを行って参ります。この期間に各寺院でも受信を試みていただきまして、長時間不具合が続く場合、宗務本庁・代表の電話番号までご連絡いただき、「インターネット中継のこと」とお伝えいただければ、担当者につなぎ対応いたします。(準備ご奉公中につき担当者がデスクにいない場合、速やかに折り返しのお電話を いたします。)

Ustreamの「宥清寺中継」のURLは下記のとおりです。(2つありますが、同じアドレスです)


その他のウェブサイトのURLです。

BOSANAVI

また、検索ページで「宥清寺ライブ中継」と入力していただくと、上記のホームページが最上位に表示されます。

当日の中継では、最初に数秒間の広告が出てきます。また、中継中も画面の下に広告が出てしまいます。今回の大法要で使用する無料の映像配信サービス「Ustream」に受信者が月額315円を支払えば広告を消すことも出来ます。しかし、不特定多数の寺院が参加する初めての試みですので、契約する必要はないと考えております。何分かに一度表示されますがクリックすれば消えますので、各寺院でご判断いただければと存じます。

重ねて、今回は初の試みとして無料のサービスを使用しますので、数時間つないだままにすると自動的に映像が止まることもあるようです。

いずれにいたしましても、 何とか本山宥清寺での門祖日隆聖人550回御遠諱記念大法要の中継が広く実施できますように、最大限の準備と努力をさせていただきますので、どうかよろしくお願いいたします。

これまで試験中継を重ねる中で、各地域の通信状況、各寺院の通信環境、パソコンのスペック等によって、どうしても予想外のトラブルが生じることも御座います。そのような際、上記の窓口にご連絡をいただければ対応いたしますが、同時に何とぞ各寺院でもお参詣の方々への臨機応変のご案内など、よろしくお願いいたします。

ありがとうございます。
合掌、
特別局局長 藤本日涌
行事部長 吉田日景


ついに25日になってしまいました(涙)

何とか、間に合うようにと思っているのですが、申し訳ない次第。

お忙しい中、明日からご奉公に出仕くださる方々が頼りです。

日が変わりますー。

廊下にあったサインが今の状況を示しているので写真を撮りました。

頭が沸騰中ー。

非常口ー。

2013年4月24日水曜日

第39回 全ブラジル 青年練成会

第39回全伯青年練成会のビデオ映像を送っていただきました。

ブラジルのパラナ州サランジ市にある本妙寺に於いて奉修され、マリンガ市の日本公園で下種結縁のための行進をしたようです。すごいですねー。 

毎年毎年、39回も続けてきたことは、本当にすごいことだと思います。私も、小学校6年生の時にブラジルに行きました。あの時、青年会の錬成会に参加した、かすかな記憶が残っています。

今年が39回目ですから、きっと第6回か、第7回目の青年錬成会ですね。日本も、細々とでも続けられたらよかったのではないかなー。

冒頭のポルトガル語の「衆人は」、それに続く曲も素晴らしいです。

 

2013年4月23日火曜日

幸せは分かち合っても減りはしない

今週末、27日、28日、29日の記念大法要に向けて、京都で準備ご奉公が始まりました。タスクが同時に5つは立ち上がっている状態です。まだまだ終わりませんー。

世界初となる世界同時中継の記念大法要。その中継はパスワードで保護されていますが、妙深寺も参列する28日18時からの「海外の座」はパスワードが解除された本当の世界中継、山内御講有の御唱導、福岡御導師による全編英語の御法門が予定されています。宥清寺の700年以上の歴史の中で、英語の御法門は初めてとなるはずです。

いろいろと不具合や準備不足が出るかもしれませんが、初めての試みということでご容赦いただきたいと思います。もちろん、ご奉公成就のために全力を尽くします。

いま、人々の心が、暗く閉ざされているのを感じます。宇宙にまで届くテクノロジーを持ちながら、隣りの人とも語り合えない、真剣に対話できない人が増えています。インターネットで知り合った遠くの誰かに慰めてもらっても、そこに甘んじたままであれば険しい人生は乗り越えられない。いい意味で期待してはいけない。

裏切られたと嘆く人に出会う。この世界が期待どおりでないとしても、「泣きながらでもいいことをせよ、悪いことはするな」という仏陀の言葉を伝え続けたい。そして、犀のように、菩提の道を、独り、歩む。孤独だけれど、菩提の道を歩く中で、虚構でも空虚でもない、本当の命と本当の縁に気づく。

「願わくは此の功徳を以て、普く一切に及ぼし、我等と衆生と、皆共に仏道を成ぜん」

この功徳が、世界中に広がることを期待します。たとえ最初は一本の蝋燭の灯火でも、そこから数千、数万の灯火を点すことができるように。

今日まで、たくさんの方からインドへのご有志をお預かりしました。遅くなりましたが、これからお一人おひとりに、お手紙を出してゆこうと思います。

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ありがとうございます。

皆さまに於かれましては、日々為法為宗のご奉公の段、心より随喜申し上げます。

この度はインドへの支援活動にご理解をいただき、志篤くご有志をお預かりいたしましたこと、心より御礼申し上げます。

こうしてお預かりいたしましたご有志は、インド親会場・仏教学校の建設、またいつでもきれいなお水を提供できる井戸の掘削作業など、一円も無駄にすることなく使わせていただきます。

「何千本の蝋燭も、ただ一本のろうそくで灯すことができる。そして、その蝋燭の命は短くなることはない。

幸せは分かち合っても減りはしない。

- 仏陀 」

"Thousands of candles can be lit from a single candle, and the life of the candle will not be shortened.

Happiness never decreases by being shared.

- Buddha"

私たちの信仰のルーツ、仏陀のこの有名なお言葉を思い返しながら、聖地・インドでの活動も積み重ねてゆきたいと思っております。

いつか、私たちのこうした活動が、数千、数万の人の心に、灯火を点す日が来ると信じています。仏陀が仰せのとおり、幸せは分けても決して減ることがありません。私たちは、むしろ増えると信じております。

どうか、今後ともインドに於けるご弘通進展のため、ご支援、ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

末筆では御座いますが、皆さまのご健康とご多幸を祈念申し上げます。

合 掌、

長松清潤拝、

2013年4月22日月曜日

柔らかい木洩れ陽

朝の木洩れ陽。生まれたての緑の間から見上げると、いつも以上に優しい太陽の恵みを感じます。

今日の午後、「同時同刻の御利生」に歓喜しました。厳しく、険しい日々。土曜日の朝のお懺悔言上、日曜日の朝のお懺悔言上。御法さまがお聞き届けになられたことを、彼女が教えてくれました。まだまだ、遠い道のりですが、祈りは確実に届いています。

約束は2つ。決して油断しないこと。そして、準備すること。

とにかく、怒涛、激動の日々を振り返ると、今日起きたことは夢のようです。やっぱり、今日だった。このタイミング、あり得ないです。

いつか、必ず胸を張ってご報告いたします。苦難と困難があるからこそ顕れる、教えていただける佛立魂です。そのまま、気づけない、知らないのは、一番恐ろしいことなのです。

一人きりで、素直に、正直になれる人はいません。誰かに教えていただいて、ようやく素直に、正直になれる。この繰り返しです。お折伏のない佛立信心はありません。お懺悔が我を破り、悪魔のほこりを叩き出す。

ほこりは、知らず知らずに溜まってしまうものです。掃いたつもりでも、拭いたつもりでも。だから、お折伏をいただくこと、お懺悔をさせていただくことが大切なのです。

愛する人を守るため、愛する人を取り戻すための、本気のお助行、体を張ったご奉公、真剣のお折伏、お懺悔、そして、現前に証として顕れる御利益が、本物の佛立信心を教えてくれます。功徳が満ちて、山が動きます。

有難いです。言葉がないです。今朝の柔らかい木洩れ陽の意味が、今ごろになって分かりました。

2013年4月20日土曜日

ツリーハウス 建設中

京都では、今日から「室町の救済者 日隆 写真の旅」が始まりました。来週が楽しみですー。

穏やかな週末です。今夜は18時から夜の住職御講、19時からボーズバーです。是非ともお参詣、ご参加ください。5月からは大船渡でボーズバーが開催されるかも?です。本店、頑張らないと(汗)。

妙深寺のふれあいの森の中ではツリーハウスの建設が始まりました。もう、プロフェッショナルな男性が揃っていて、あっという間に中心となる木が包まれて、足場が組まれています。

平日、黒崎さんと龍二くんが準備をしてくださっており、土曜日の今日は鈴木さんや松本さん、平石くんたちが加わって、どんどん作業が進んでいます。すごいスピードですー。

厳しいお助行やご奉公も続きますが、夢と希望のあるご奉公、心から感謝いたします。妙深寺の境内も、とし子さんが細やかなに手を入れてくださっていて、本当に生命が息づいています。本当に、有難いです。

ありがとうございます。

2013年4月19日金曜日

室町の救済者 日隆展 スタート!

ついに明日から「室町の救済者 日隆 写真の旅 〜越中富山から種子島・屋久島まで〜 」がスタートします。

4月20日(土)から6月20日(木) までの開催です。龍馬展からレイアウトも一新し、工夫がいっぱいです。

またもやギリギリで間に合いました。ご奉公いただいた委員会の皆さま、ボランティアの皆様さま、ありがとうございました。

2013年4月18日木曜日

鎌倉、江ノ島、江ノ電

京都から横浜、横浜から鎌倉。鎌倉、美しい夕陽を見せてくれました。江ノ電、江ノ電なら許せるガタンゴトン。

顕証寺さまをお借りして布教区参与会議を開催させていただきました。来月の布教区総会の準備が主な議題です。

本当に、素晴らしい方々にお集まりいただきました。有難いです。

それにしても鎌倉は、心がグッとなる風景ばかり。風が運ぶ潮の香り。

独り、ボーッとしてしまいました。

陸前高田の珈琲日和さまへ

高田の桜は咲いた頃でしょうか。暖かい春の訪れと共に、珈琲日和のお部屋もポカポカと暖かくなってきたのではないかと思います。

4月11日、到着が遅くなり、申し訳ございませんでした。待っていてくださったのに、大失敗でした。前夜に京都から花巻に着いていたのですが、遅刻してしまいました。でも、わざわざマスターが珈琲日和を開けてくださり、美味しい珈琲をご馳走になりました。たくさんの手作りのお餅、お漬物、ストラップ、ふんばる象さんなどを、またまた、いただきました。そして、お塔婆の前でもお参りできまして、感謝の言葉もありません。ありがとうございます。

あの後、大船渡に出来た集会場で棟上本尊の上棟とご命日のご回向の法要を勤めることが出来ました。そちらでも新しいご縁が出来まして、皆さん喜んでくださいました。有難く思います。外から来た私たちですが、本当に、嬉しいです。

いつもながら、千田さまにはお世話になっており、本当に有難く思っております。東日本大震災より2年が過ぎ、ひとえに鎮魂を思い、また少しでも皆さまのお力になれればと思って通わせていただいてきた高田や気仙の地に、楽しいご縁がたくさん生まれて、嬉しく、有難くて、仕方ありません。

不思議なご縁は次々に広がります。

私は、横浜の妙深寺と京都の長松寺の住職をしておりまして、いつもせわしなく双方を往復しています。また、妙深寺には長野に別院がありまして、2ヶ月に1度ほど長野を訪れて別院のご信者さまとお会いします。

先日、長野での法要の後、高木さんというご信者さまが私へのプレゼントと言って一つの袋を渡してくださいました。中を開けてみると、珈琲日和さまの挽いた珈琲が入っていました。

陸前高田でのお話を聞いた方が、長野県の珈琲日和さまの店舗を訪れて、わざわざ買ってきてくださったのでした。本当に、ありがたいです。

月曜日は定休日ということでしたが、私のブログ用に写真を撮ろうと思い、少し回り道をして珈琲日和さまの店舗を訪れました。車から降りてお店の写真を撮っていると、お店の横のドアが開いていました。お声を掛けると、中から赤ちゃんをおぶった女性が出てこられて、ご挨拶することが出来ました。この方は、珈琲日和さまのマスターの奥さまでした。

定休日にもかかわらず、お店を開けて中を見せてくださいました。雰囲気があたたかく、とってもすてきな店内でした。大きな大きな焙煎の機械も見せてくださいました。ほんの数秒で味が変わってしまうということで、タイマーも置いてありました。私はマスターにお会いできませんでしたが、ここで丁寧に珈琲を挽き、繊細に珈琲を焙煎して、高田高校の珈琲日和に送っておられるのですね。感激しました。

奥さまが優しくご案内くださいました。写真を撮って、陸前高田の珈琲日和にお集まりの皆さまにも見ていただきたいと思って、プリントしてお送りします。こんな素敵なお店で焙煎された珈琲です。奥さまには私も高田のマスターから珈琲をご馳走になっているお礼を申し上げ、高田の皆さまが本当に喜ばれて、楽しく過ごされているということをお伝えさせていただきました。

毎月何度も横浜と京都を往復するのですが、今回はまた京都のお菓子やお漬物をお送りします。八ツ橋、生八ツ橋など、珈琲をいただきながらお召し上がりください。また、京都はお漬物でも有名です。皆さまが作ってくださるお漬物も最高ですが、京都のお漬物も本当に美味しいので召し上がってみてください。

どうか、よろしくお願いいたします。

皆さまのご健康を心より祈念しております。

ありがとうございます。

平成25年4月18日
長松清潤拝、

体調変化に気をつけてー

この大切な年末に風邪(涙)。昨日は清和会御講、夜は今年最後の教幹会、21時まで2時間の会議でした。終わってから悪寒が来ました。 体調に気をつけてと言っている自分が体調を崩すなんて、申し訳ないです。様子を見ながら過ごします。低空飛行でも何とか飛べていたならありがたいです。 皆さん、...