高田の桜は咲いた頃でしょうか。暖かい春の訪れと共に、珈琲日和のお部屋もポカポカと暖かくなってきたのではないかと思います。
4月11日、到着が遅くなり、申し訳ございませんでした。待っていてくださったのに、大失敗でした。前夜に京都から花巻に着いていたのですが、遅刻してしまいました。でも、わざわざマスターが珈琲日和を開けてくださり、美味しい珈琲をご馳走になりました。たくさんの手作りのお餅、お漬物、ストラップ、ふんばる象さんなどを、またまた、いただきました。そして、お塔婆の前でもお参りできまして、感謝の言葉もありません。ありがとうございます。
あの後、大船渡に出来た集会場で棟上本尊の上棟とご命日のご回向の法要を勤めることが出来ました。そちらでも新しいご縁が出来まして、皆さん喜んでくださいました。有難く思います。外から来た私たちですが、本当に、嬉しいです。
いつもながら、千田さまにはお世話になっており、本当に有難く思っております。東日本大震災より2年が過ぎ、ひとえに鎮魂を思い、また少しでも皆さまのお力になれればと思って通わせていただいてきた高田や気仙の地に、楽しいご縁がたくさん生まれて、嬉しく、有難くて、仕方ありません。
不思議なご縁は次々に広がります。
私は、横浜の妙深寺と京都の長松寺の住職をしておりまして、いつもせわしなく双方を往復しています。また、妙深寺には長野に別院がありまして、2ヶ月に1度ほど長野を訪れて別院のご信者さまとお会いします。
先日、長野での法要の後、高木さんというご信者さまが私へのプレゼントと言って一つの袋を渡してくださいました。中を開けてみると、珈琲日和さまの挽いた珈琲が入っていました。
陸前高田でのお話を聞いた方が、長野県の珈琲日和さまの店舗を訪れて、わざわざ買ってきてくださったのでした。本当に、ありがたいです。
月曜日は定休日ということでしたが、私のブログ用に写真を撮ろうと思い、少し回り道をして珈琲日和さまの店舗を訪れました。車から降りてお店の写真を撮っていると、お店の横のドアが開いていました。お声を掛けると、中から赤ちゃんをおぶった女性が出てこられて、ご挨拶することが出来ました。この方は、珈琲日和さまのマスターの奥さまでした。
定休日にもかかわらず、お店を開けて中を見せてくださいました。雰囲気があたたかく、とってもすてきな店内でした。大きな大きな焙煎の機械も見せてくださいました。ほんの数秒で味が変わってしまうということで、タイマーも置いてありました。私はマスターにお会いできませんでしたが、ここで丁寧に珈琲を挽き、繊細に珈琲を焙煎して、高田高校の珈琲日和に送っておられるのですね。感激しました。
奥さまが優しくご案内くださいました。写真を撮って、陸前高田の珈琲日和にお集まりの皆さまにも見ていただきたいと思って、プリントしてお送りします。こんな素敵なお店で焙煎された珈琲です。奥さまには私も高田のマスターから珈琲をご馳走になっているお礼を申し上げ、高田の皆さまが本当に喜ばれて、楽しく過ごされているということをお伝えさせていただきました。
毎月何度も横浜と京都を往復するのですが、今回はまた京都のお菓子やお漬物をお送りします。八ツ橋、生八ツ橋など、珈琲をいただきながらお召し上がりください。また、京都はお漬物でも有名です。皆さまが作ってくださるお漬物も最高ですが、京都のお漬物も本当に美味しいので召し上がってみてください。
どうか、よろしくお願いいたします。
皆さまのご健康を心より祈念しております。
ありがとうございます。
平成25年4月18日
長松清潤拝、
2013年4月18日木曜日
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