佛立青年教務会のブラジルご奉公ー。疾風怒濤のご奉公の連続みたいですが、熱気が伝わってきてありがたい。
参加している御講師やブラジルのご信者さんの中に、Facebookを利用してご奉公内容や心境を書いてアップしてくれているから、リアルタイムで伝わる。すごい時代。
忙しい中で、こうして状況をアップしてくれるの、やっぱり、とってもありがたい。
僕も、海外でご奉公している時、横浜や京都で待っていてくださるご信者さまにご報告するつもりで、一生懸命に書いてきました。決して楽しい旅行日記を自己満足で書いているわけではないんですよね。
「暇やから海外弘通なんて出来る。自坊でしっかりご奉公していたら出来るもんやない」
そんな言葉を聞いたことがありました。僕は、そういうことではないと思っていますし、そうではないことを証明したいと思ってきました。
昔からの、こうした偏った実態や感想は払拭する必要があります。
弘通家は教学に弱いー。
教学家にご弘通の出来る者はいないー。
本庁に出ると自坊が疎かになり、自坊に力を入れていると本庁のことはどうでもよくなるー。
時間のある者が暇に任せて外国語を学び、海外に行って何かやってるー。
国内を大事と思うと海外などに目が向かないー。
海外なんてやってる場合ちゃう。国内のご弘通が大変なのにー。
海外で目立とうとする。自坊のご奉公はしないくせにー。
どちらがどうと言うよりも、しっかり、きっちり、どちらも、どこでも、やらなきゃいけないということです。
弘通家であり、教学を学び続け、自坊のご奉公に隙なく、本庁のご奉公も出来る限りさせていただいて、国内のご奉公を海外で活かし、海外のご奉公を国内で活かし、ご信心ある者が語学力を身につけ、自屈と上慢と二乗心を忌み嫌い、負けん気と根気と慈悲をバランスよく育み、献身という法華経本門の弘通精神を自身で実現して、一天四海皆帰妙法の祖願を果たしたいものです。
いま、今日のご奉公のために「ブラジル移民80年史」を読んでいました。日本人移民の、最初期に於ける信仰、その後の展開について、細かくレポートされています。
今だけ見ていると分かりません。
今すぐ結果を求めるから、曲がるし歪むんです。
それで失敗する。
見失う。
見る目がなくなる。
迷うな人に。
迷うな自分に。
ブラジルを噛み締めている清康師。
ありがたいなー。
34年前、ブラジルで抱っこしていたやっくん。
今のブラジル、今までのブラジル、これからのブラジルを、味わい尽くして、そのご信心とご弘通の情熱を、日本に持って帰ってきてもらいたい。
今日は東日本大震災から3年6ヶ月目の日。噛み締めて、過ごす日。
同時に、あの9.11、米国同時多発テロから13年目のその日。
南無妙法蓮華経。
噛み締めねばならない一日です。
そして、私たちにとって、明日はお祖師さまの、龍ノ口のご法難の日。今夕、鎌倉顕証寺さまでは結縁行列が行われます。
開導聖人は「信は竜口」と御指南されました。私たちのご信心は龍ノ口のご法難にある。あの時、もし、お祖師さまが頸を刎ねられていたら、南無妙法蓮華経のご信心はなかったのだから。この一大現証の御利益をもって、そこにご信心を置く。
先日書いたものに、「今後は1000ミリを超す降水量も予想されている」と書きました。
でも、書いた後に、NHKで放送していたこととはいえ、いくらなんでも1000ミリは言い過ぎではなかったかと思っていました。
ところが、昨日の夜、北海道では一晩で600ミリの降水量が記録されたと聞きました。本当に恐ろしい。深層崩壊が起きてもおかしくないレベルです。
こうした天変地異については、また書きたいと思います。
決して、温暖化の影響だけではない。
もちろん、温暖化の影響はあります。
しかし、人類の歴史を振り返ってみると、車が一台も走っていなかった時代でも、ほんの数年間に、立て続けに、天変地異が競い合うように起こった時代があるのです。
それは、なぜか。
きっと、織田信長とチェーザレ・ボルジアが同じ時代に生まれ、生きたことと同じくらい、不思議な、ダークな、シンクロニシティがある。
無意識の領域の巨大なること。
その力の甚大なること。
天変地異を呼び起こしているのは、私たち自身であるとも言われる。
私たち自身が織り成す集合無意識の、ごく自然な発露だとも言われる。
そのダークなシンクロニシティは、私たち自身が、表層ではなく、知恵ではなく、知識でもなく、深層で、心の底から、理解ではなく信で取り戻す、秩序や平穏によって終息する。
信こそ全て。
信とは行なり。行とは口唱なり。
口唱による。
ユニゾンによって一つになれる。
ここが目標。
このために生きる。
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