2014年9月6日土曜日

覚せい剤

今日から9月の教区御講です。

昨夜は2時過ぎに妙深寺に戻りました。トラック2台の事故があり大渋滞。それでも車で走るのもいいです。

渋滞中、動かないのてサッカー日本代表の試合を観ました。いよいよ21日は賀川浩さんとセルジオ越後さんのトークライブです。京都佛立ミュージアムまでお越しいただきます。昨日のミュージアム会議でも広報や当日の動きなど、打ち合わせをさせていただきました。是非とも参加ください。21日の日曜日、15時からです。

会議から夕方にかけて、覚せい剤の依存に苦しむ方とお話をし、同じタイミングで十数年前に覚せい剤を使用した後遺症で、ずっと精神的な病を抱え、抗精神病薬や抗不安薬が離せなくなってしまった方とお話をしていました。

恐ろしい薬物依存。危険ドラッグと呼ばれるようになったものも含めて、すごく身近にあり、容易に陥りやすい地獄の穴です。

「死にたい、死ぬしかない、でも死ねへん。シャブがヤメラレナイ、やめられへんのですわ、地獄ですわ、こんなはずやなかった、こわい、くるしい」

何度も救いの手があり、周りが必死に手を差し伸べてきましたが、振りほどいて、裏切って、傷つけて、ここまで堕ちてしまった。本当に、地獄の苦しみです。

警察に行く、施設に入る、なにもかも捨てて、御法さまにもご住職にもお縋りしなければ、死んでしまう。そう伝えましたが、全く別々の二人を見ていて、忸怩たる思いになります。

心こそ、本当に、心こそ大切です。この心が何ともならず、何とかしようと思って苦しみの因を作り、ストレスから逃れようとまた新たなストレスの原因を作るのが人間というもの。

気づいたら、暗闇の中、抜け出せない泥沼に入り込んでしまう。

本当に、みんなで施設を作りたい。佛立版のダルク。

同じようなケースが増え続けています。

あと1席。本日最後のお席に着きます。

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