財団法人 佛立文化研究所が販売している、地涌緑茶がインターネットでお求めいただけるようになりました。
http://myoshinji.jp/labo/jiyuryokucha/jiyuryokucha.html
このお茶は、1980年より京都府南端の高地に位置する童仙房(どうせんぼう)高原で、農薬・化学肥料を一切使用しない有機栽培で丹精込めて育てた最高級の宇治茶です。
佛立生活文化研究所では本来あるべき仏教的な人間生活、社会生活を提案し、「食の安全」や「無縁社会」、福祉や教育の問題などさまざまな社会的問題に取り組んでおります。
現代、世界のグローバル化が進み、産地偽装や農薬被害、ウイルス感染など今まで以上に食の安全性が叫ばれています。私たち佛立生活文化研究所では日本の文化でもある緑茶を取り上げ、緑茶を通じて、食の安全をお伝えしたいと思います。
今回、財団の趣旨に賛同し、協力してくださったのが、京都で宇治茶の生産を営む布施田さんです。布施田さんの営む茶園は宇治茶の産地として知られる、京都府南東に位置する相楽郡南山城村に広がる標高500メートルの童仙房(どうせんぼう)高原。ここで宇治茶を作りはじめて130年、布施田さんで七代目になります。農薬を一切使用せず、有機栽培によるお茶作りを始めたのが1980年。農薬散布の際、六代目の父自身が体を壊したことをきっかけに「自分が飲めないお茶を売るわけにはいかない」と強く思い、農薬を一切使わない有機栽培に踏み切ったのです。農薬を使用しない有機栽培は、今でこそ世間に知られたものですが当時は試行錯誤の連続でした。しかし、皮肉なことにそれまで使っていた農薬などで害虫と共に殺していた天敵の昆虫が息を吹き返し、土の中の微生物やバクテリアが増え、健全な土と茶の樹へと生まれ変わりました。まさに大自然の力です。
布施田さんは言います。
「お茶や米作りの歴史の中で、農薬・化学肥料の歴史はわずか50年しかありません。特に緑茶は野菜と違って洗わないので農薬の影響が大きい。これからも少し昔に戻った作り方を考えていき、安心して飲めるお茶作りに励んでいきます。」
布施田さんが丹精込めて作った、最高級有機栽培宇治茶に、佛立生活文化研究所では、茶葉がさらによく育ち、さらによく実るために、布施田さんの茶畑に南無妙法蓮華経の御題目碑を建て、御題目をお唱えし、お供水を注ぎ、法華経の祈りを捧げました。私たちは、この御題目を唱え、育てられたお茶を「法華経第十五章、従地涌出品第十五の中で、この娑婆世界を救うため、地から涌き出てくる地涌の菩薩方」の御姿から、地涌緑茶を名付けました。
このこだわりの地涌緑茶は健康な茶葉本来のすっきりとした味と色になっております。さわやかな茶葉の香りが広がる有機栽培ならではの後味です。
法華経の祈りが込められた最高級有機栽培宇治茶、地涌緑茶。ぜひご賞味下さい。
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