2014年11月11日火曜日

模様

タイポグラフィーも、素晴らしいと思う。

字は、それだけで美しいから。

しかし、よく見て。

自然の中に、あらゆる模様が隠れてる。

この模様が、いつも眼に飛び込んできて、美しいと思うのです。

今日も、曇り空で、ぜんぶ灰色のような景色だったのですが、ふと見上げたら、桜の木がすっごく美しいコントラストを見せてくれていました。

ありがとー。

社会も、世界も、人生も、ご奉公も、それが種の話なのか、育て方の話なのか、収穫の話なのかで、全く違う。

根っこの話なのか、幹や枝の話なのか、花々の話なのか、違うのよ。

とにかく、種の話と、根っこの話をしたいと思いますし、その大切さを感じたいし、伝えたい。

何事も、たねなの。

いい種を蒔けば、いい。

悪い種を蒔けば、よくない。

いい種まきをするしかない。

種まきだから、すぐに結果は出ない。

いい種まきができていたら、きっといい芽が出ます。

悪い種を蒔いていたら、ちょっとの間は大丈夫でも、きっと悪い芽が出てきます。

今日、少し昭和史について読んでいたのですが、次々に出てくる芽に対して、次々に対策を講じたという話ばかりで、その途中から見ても、何も見えてこないと思ったのでした。

いつも、そうなのだと思います。

そうならないように、こういう普遍的な法則を、自分のモノの見方や、ご奉公や、人生に当てはめてみたら、いいですね。

種と根っこ。

ここ、大事。

それにしても、美しい模様に囲まれて生きている僕たちは、幸せですな。

1 件のコメント:

伊那谷 さんのコメント...

ありがとうございます。

ことしの伊那谷は、日照不足でコメの作柄はよくありませんでした。
まだ葉が青いうちから刈り取らざるをえず、乾燥に時間がかかると農家は困っていました。籾米30キロ8千円。買い取り価格が数年前の3分の2に下がったのに、乾燥にかかる電気代燃料代は、2割以上も上がりました。米作農家から大きなため息がもれています。

しかし今、これからの長く寒い冬をひかえ、刈り取った稲株が乾いた田んぼで、土起こしが急ピッチで行われています。すでに来年のための土作りです。肥料をまいている農家もあります。先日の副住職の御法門にもございましたように、コメを作るにも野菜を作るにも、まずは土作りが肝要です。不作であろうと採算が合わなかろうと、それは農家にとって欠かせない作業なのです。

伊那谷の農家も、ごたぶんにもれず、高齢化が進んでいます。農地をまもること、それが国土防衛の基本であることを、実感せざるをえませんね。
合掌

変わる勇気@横浜ラグーン

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