2016年10月29日土曜日

一年後の想い

もうすぐ11月。


11月はネパールへ向かいます。


一緒にネパールに行ってくださる方々。


日本から、関東、関西、そしてスリランカやインドから、約40名の方々が参加くださいました。


また、参加いただけない方から、日本各地、遠くブラジルからも、御有志をお預かりいたしました。


本当に、心から御礼申し上げます。


一年前の自分。


想像を絶する、いろいろなこと。


思い返して、お看経させていただいていると、涙が溢れてきます。


人生の、運命の、信心の、厳しさ、真実性。


法友・旭の死を看取り、如説修行の一端を、感得させていただいた一年前。


警察署の隣にある建物。


行政書士のような人と書類を作っていて、突然涙が止まらなくなったこと。


カトマンズの遺体安置所。


普通の人ならそこに入るだけで卒倒しそうな場所。


そんな場所で、お看経をし、打ち合わせをし、ご奉公していました。


ネパールのカトマンズ。


仏陀の生まれた特別な国は、本当に美しく、特別な国となりました。


そこに、一緒に行ってくださる皆さま。


本当に、生涯忘れません。ありがとうございます。


溢れて止まらなかった涙を、あの国で、あの場所で、一緒に語り合えれば有難いです。


人生観が変わる、本物の愛にも、本物の教えにも気づく、またとない時間。


どこであっても、ご弘通の最前線に苦労はつきものですが、そこでしか得られないことがあります。


ご一緒くださる方々をお守りすることは当然のことですが、私の短い一生の中でも特別な時間をご一緒くださる特別な方々です。


本当に、ありがとうございます。


言葉には表せない想いがあります。


一年後の11月16日、青年を死なせてしまった私の姿を、懺悔と、決意を、間近でご覧いただければ有難いです。


いろいろな気持ちを抱きながら、11月を迎えようとしております。

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