2016年10月14日金曜日

富士山

河口湖オルゴールの森美術館での講演、何とかお役目を果たすことが出来て、本当にホッとしております。


いろいろな形で、いろいろな場所で、いろいろな方々にお話をすること。


お話している内容に変わりはないと思うのですが、その場所や、お聞いただく方に応じて、少しでも心に届くようにと思い、努力しています。


つくづく御教歌はありがたいです。


天下茶屋や三湖台という場所まで登り、富士山を遠望しました。


本当に美しいお姿。


オルゴールの森からも、河口湖の向こう側に本当に美しい姿を見上げることが出来ます。


ここのところ、樹海を歩きながらその凄さを知り、大自然の営みについて学ぶことが出来ました。


樹海では、土の上に木々が生えているのではないのですよね。


本当に、その全てが溶岩で、そこに種が飛来し、何百年、何千年と季節を過ごし、落ち葉を積み重ねて腐葉土となっていったのですね。


その腐葉土も調べてみれば地上からは僅かなもので、木々たちは腐葉土の下の溶岩の間を這うように根を張り、あれほど大きくなっているのでした。


地球の力、木々の力、溶岩の力。


大自然の中にある理も、人生の中にある理も、本当に共通していると頭が下がります。


そんな真理の一端を、道端の草花や大自然の営みの中に見つけて、学び取れたらいいですね。


講演会を機会に緑の中を久しぶりに歩き、とても気持ちよかったです。


ありがとうございます。

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