2018年7月11日水曜日

ありがとうございます。










被災地域のご住職、御講師方を中心に、連日連夜情報が交換され、これに応えた西日本のご住職、御講師、ご信者の方々が物資を届け、活動が実施されています。


最初に現地に入ってくださったのは水戸の秋山現信師で、その装備、物資も完璧な状態で、広島県三原市の教薫寺の西田登光ご住職と共に飲料水や生活用水の提供など誰にも出来ない初動支援を行ってくださいました。


本泉寺の橋本ご住職も田畑局長も駆けつけ、物資を供給。


広島の加藤喜信師は現地を走り回ってくださっていて、遠い私たちにも情報をくださっていました。


なかなか報道されていない三原市や呉市、その向こう側、その道路状況や不足している物資について、詳細にレポートくださいました。


こうした現地の情報がとっても大切ですから。


昨日も次々と現地に入られる御講師方がいて、昨夜から福岡の小林信翠師、京都の会議終わりで小野山淳鷲師も現地に入ってくださっています。


本当に、生きた仏教、その使命を背負っておられる方々のご奉公、ありがたいです。


今回、今の私は後方支援となってしまい申し訳ないのですが、後方支援として出来る限りことを精一杯させていただきたいと思っています。


昨日、タイの洞窟に閉じ込められていた少年たち全員が救出されたと聞き、本当にありがたかったです。


オウム真理教の麻原彰晃教祖こと松本智津夫をはじめ7人の死刑囚の死刑が、この大混乱の最中に執行されたことを受け、仏教者、宗教家としてお伝えしたいことがあるのですが、時間がなくて出来ず忸怩たる思いです。


本当に、一つの時代の節目です。


自然災害で、「子供は島の宝」と言ってきた子供が、唐突に命を奪われる。


事故や事件で、弱い立場にいる子供たちが傷つき、命を落とす。


あってはならないことです。


戦争で、幼い命が傷つき、命を奪われる。


そんなことが繰り返されないように、「焼き場に立つ少年」の写真を中心に、サンマリノ共和国でも展示会をしてきました。


しかし、自然災害でも、事故でもなく、狂った宗教によって、女性や子供が殺される事件があったことを忘れてはならないし、このタイミングでこれを思い返せることにも意味があると思います。


このわずが数日で、いろいろなことが起こっています。


まずは、支援。


昨日は教区御講3席、今日も2席、ご奉公させていただきます。


これで留守がちな住職が今月10席の御講を無事に奉修させていただくことが出来ました。ありがとうございます。


昨日の藤田さんの御講も、本当にありがたい、尊い新築御礼の御講でした。


藤田さんにお会いしたのは約20年前。


そのファミリー・ヒストリーはドラマになるくらいだと思いますが、俊恵さんの強いご信心で全く不安なく、おはからいの連続でここまで来られました。


すべてが、現証の御利益。


御講席で、小松さんご夫妻のお写真を拝見しました。


90歳を超える高齢の小松さん、久子さんのお顔を久しぶりに拝見できて、うれしかったですー。


遠くまでお助行に行ってくださり、心をつないでくださり、本当にありがとうございます。


本当に、ご奉公の一つ一つが、ありがたいです。


今日も、みんなで上を向いて、「努努退く心なく」で、がんばりましょう。

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