2018年7月25日水曜日

耐えて、物を凝視出来る人間だけに、美は見える。












今朝、門祖総講で副ご住職から直接みなさんにご挨拶をいただき、妙深寺いっぱいに感動の輪が広がりました(涙)ー。


本当に、ありがたい!


すべてがタイムリー、ドキュメンタリー、ノンフィクション。


生老病死、人生の四苦八苦そのものを、乗り越えてゆく真実の物語。


お総講終了後、副ご住職からPET検査の検査画像を見せていただきました。


1年2ヶ月前の画像と、今回の画像を見比べて、見事に癌細胞が消えています。


ステージ4ゼロ。


もちろん、いくらPET検査といえど「寛解」としてじっくり診てゆく必要がありますし、腎臓は腫れていて今後も継続した治療が必要です。


しかし、とにかく本当の本当に、ありがたい。


今日は朝から東京でした。


六本木のフィオレンティーナで裕子さんと石原さんと打ち合わせをさせていただきました。


石原さんとはサンマリノ以来で、なんかジーンと感動しました(涙)。


重要案件たくさん。


打ち合わせ中、ジローラモさんと遭遇し、サンマリノでお会いした親戚の叔母さんのことをお伝えしました(笑)。


「親戚いっぱいー(笑)!」とのことでした。


そのまま神保町で大原先生と打ち合わせ。


というか、先生は『堀越千秋画集』の編集を終えたばかりで、贅沢にもその出版に至る真実感動の物語を、直接お伺いしました。


知る人ぞ知る、本物の芸術家、作品を見れば鳥肌が立ちます。


『トランクの中の日本』を編集した大原哲夫氏は末期ガンの堀越千秋氏と画集の発刊を約し、それを果たされました。


彼の命が尽きようとする直前にもスペインに渡り、涙ながらに抱き合って別れたといいます。


そして、約束どおりに、見事な画集が完成しました。


その劇的な生涯、凄まじい芸術性、これは歴史を変えます。


大変に高額な、それでも内容を見れば安価であることが分かる『堀越千秋画集』を予約させていただきました。


大型美術本ですが、この本を一冊抱えて旅に出たくなる本です。


本物の芸術家の一生と素晴らしい作品が詰まっていますから。


耐えて

物を凝視出来る人間だけに

美は見える。

・・・・・堀越千秋


私からのご相談やお願いも大原先生にたくさんさせていただきました。


そのまま武蔵野駅へと向かい、全国龍馬社中副会長・小美濃清明先生とお会いして、長期にわたりお借りしていた海援隊蔵版『和英通韻以呂波便覧』を返却させていただきました。


小美濃先生は日本はもちろん、米国でもその名を知られた日本刀の権威でもあります。


先日来、榎本武揚氏が作らせた「流星刀」の一振りを研いでおられたとのこと。


「流星刀」とは榎本武揚氏が新潟に降り注いだ隕石から鉄隕石を取り出し、これを使用して作らせた日本刀4振り。


その一刀の研ぎを任されるとは、小美濃清明先生は尋常な御方ではありません(汗)。


9月23日の午後、幕末史研究会で講演させていただくことになりました。


いつもこちらからのお願いばかりで、何か私に出来ることはないか考えてきましたので、恐れながらお受けさせていただきました。


妙深寺のお彼岸の総回向が終わりましたら講演会場まで向かわせていただこうと思います。


その後、さらにアレルギーがひどい次男が皮膚科にいるというので駆けつけ、先生のご説明を聞きました。


血液検査もしていただき、よかったです。


お薬をいただくのに薬局に一人で並び、1つは在庫なし(涙)、2種類は調合薬で時間が30分以上かかるとー(涙)。


待ちながら、父親業の深さを痛感しました。


いつの間にか、夜。


今日もありがとうございます。

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