2013年1月7日月曜日

父と子の時間

息子たちに「うそつき」と言われて、年始のご挨拶に出掛けた日の午後2時過ぎ、2人を連れてラーメン屋さんに行きました。

普段、全くどこにも連れていってあげていないので、ラーメン屋さんで周囲の皆さまが驚くほどの喜び方。有難いっ!3人でカウンターに座ったのですが、あまりにも珍しいからか長男が写真を撮れと言うので記念写真を撮りました。ラーメン屋さんで記念写真。これが長松家のお正月。

「冬休みになったらどこかへ行こうな」と軽く言ったが最後、そのまま彼らの冬休みが終わったら「うそつき」になってました。

プロスポーツマンにとって、ストレス解消は練習です。そんな気持ちがどこかに染みついているのですね。佛立教務道も同じだと思っているのです。適度な休みは必要なのかもしれませんが、それがあまり分からない。

でも、子どもたちー、あまりにも、「もう今日は最高だー!」と言うから、もう夕方だというのにそのまま八景島シーパラダイスまで走りました。

「誕生日プレゼントは何がいい?」と聞くと、「イモトアヤコさんに会いたい!」と言うくらい長男はイモトアヤコさんが好きです。僕も心から彼女のことを尊敬しています。本当に、彼女はすごい。八景島には「イッテQ水族館」があるので、3人でそこを目指しました。

でも、到着してみたら、シロイルカとスキンシップが出来るという企画があり、若い頃は水族館のイルカたちを全て海に戻したいと思っていた僕ですが、やはり息子に自然や動物への愛を感じてもらう素晴らしい機会だと思い、思い切って申し込みました。すでに16時。最後の会の、最後のお客さん。親子3人。

インストラクターの方に従って3人で着替えました。もう彼らのテンションは最高潮!次男坊は、こんなに小さいのに巨大なシロイルカと触れ合えるかなー。

でも、大丈夫でした。風が強くて、寒くて寒くて仕方なかったのですが、ほんの数時間で、こんなに素敵な、貴重な、人生が輝き出すような体験が出来るんだな、と思いました。何時間も、何日間も、遠くにも連れて行ってあげられないけど、きっと、たくさんはないから、この希少な父との時間を、覚えていてくれるかな。僕も、父と出掛けた記憶などないし。でも、必死で生きている父と過ごした、ほんの僅かな時間が、眩しいくらい輝いているんですよねー。

「もうー、最高だったよねー!もう、今日は最高だー!」と叫んでいる2人を眺めていて、僕も心から幸せを感じました。午後からのわずか4時間ほどですが、かけがえない時間となりました。

ご家族と過ごすこともままならない忙しいお仕事をさえれているご信者さまもおられるので、僕がこんなことを書くのは申し訳ない気持ちにもなるのですが、そんな時間があったのです。有難かったですー。

ありがとうございます。

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