2015年5月11日月曜日

4年2ヶ月目の朝

今朝も、奇跡みたいな、美しい風景が溢れていますね。

台風の影響か、横浜でも少し強い風が吹いています。

森の木のすき間に、お月さま。

本堂の向こうから朝日。

港に昇った太陽の光が、本堂に射しこみ、何ともあたたかい気持ちになります。

毎朝一番、お天目と同じく、ご宝前へのお給仕として、地涌緑茶をお煎れしているのですが、その湯沸かしはTーFALを使わせていただいています。

あっという間に、お湯が沸きます。

これを見ているだけでも、「昔の人たちは、大変だっただろうなー」と思います。

ご宝前へのお給仕に、お湯を沸かすこと一つでも、考えられないほどの手間暇をかけてご奉公されていたはず。

お仏飯だって電気炊飯器で予約して出来ているのですから、ひと昔前とは断然違います。

お灯明のことも、全部そうだけど。

便利になった分、何が出来て、何が欠けたか、何をすべきで、何に気をつけなければならないか、忘れないようにしたいものです。

大津の、林甚太郎さんのようなご奉公は、現代ではなかなか難しいと思うのですが、その心や志を忘れてしまったら、現証の御利益はありません。

便利さと、功徳は、なかなか両立しないから、困る(汗)。

今日は、東日本大震災から、4年2ヶ月目となります

しっかりとご回向させていただきます。

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