田んぼを耕して、代掻きをして、苗を植えて、最高です。
ツバメが小さく鳴きながら、気持ちよさそうに飛んでいます。
田んぼを耕してゆくと、鳥たちが集まってきます。
小さな虫たちを探しているのですね。
耕運機のエンジン音も、怖くも何ともないんですねー。
ほんの短い時間で、農業の万分の一も出来ていないのですが、それでも、こうして土を耕して、種や苗を植えて、雑草を抜いて、育てて、収穫するという中に、大いなる教えがあるのですよね。
大量生産、大量消費の考え方ややり方からは、学び取れないこと。
大事に大事に、田畑を守り、田畑を耕し、植物を育ててゆくこと。
膨大な時間がかかること。
自然の中で、人間が共生してゆくためのスピード。
農耕民族に、戦争は出来ないわ。
春と夏と秋と冬と。
この、自然と歩みを合わて生きる営みの中で、戦争なんて出来っこない。
自衛のための戦争はあるとしても、農耕民族にその動機や欲望を見出すことは難しい。
終戦70年、田植えをしながら考えていました。
農作業、汚いことではないし、大変なことでもありません。
カッコいいと思うし、楽しいし、気持ちいい。
人間にとって、何より最高の勉強になる。
狩猟採集も人間の営みですが、やっぱり大地から離れたら、やっぱり農耕を知らなかったら、人間らしさの一番大切なところが分からなくなると思います。
大量生産、大量消費、便利でインスタントな世の中だけど、家庭菜園ではなく、楽しく学べる素敵な農業は、自分の人生の中に入れておくべきだと思います。
丹精込めたお米に無農薬のお茶、たくさんの佛立野菜、京飴、有機栽培のエクストラヴァージンココナッツオイル、まだまだ行きます。
信で結ばれた社会。
健康を保ち作る安全な食品たち。
作る人もハッピー、買う人もハッピー。
仏教的に、フェアトレードは当たり前、その先です。
地涌米、秋の収穫が楽しみですー。
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